天樹編(1巻1話-4巻4話)
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「甲虫王者ムシキング〜ザックの冒険編〜」の記事における「天樹編(1巻1話-4巻4話)」の解説
ゴーダッツ(1巻1話、6巻3話) クヌギ村を襲った巨体の野盗で、手下2人とグランディスオオクワガタの「グランディス」を従えている。グランディス諸共カブト丸のトルネードスローで吹き飛ばされて倒されたが、「王者の証編」では幽霊の姿で再登場し、ザックとカブト丸とフェルナンデスの甲虫ゼニーに撃退された後は「やっと成仏できるぜ」と満足げな顔で昇天した。 ランスロット(1巻2話) 森の番人を名乗る年老いたムシマスター。相棒はグラントシロカブトの「シロ」で、口癖は「大事なのは結果ではなくやってみようとする心意気」である。元ゼノン帝国の兵士だったのだが、仲間とはぐれてしまい、それからはムシ達と森を守る番人として過ごしているが、ザックにわざカード「ダンガン」を奪われてしまう。 ジョーカー(1巻3-4話) 砂漠を旅するザック達の前に現れた、仮面のムシカード収集家(コレクター)。相棒は世界一の体重を誇る大型甲虫・ゾウカブトの「エレファス」。青いヨロイと王者の紋章を持つ珍しい甲虫であるカブト丸を狙い、ムシバトルを仕掛けるが、ザックの持参した宝石のパワーで生み出したカード「スーパートルネードスロー」に敗北した。 オニール(1巻6話) アリノスの迷宮の入り口を守っている、第1の門番で、オカマ。相棒はマキシムスマルバネクワガタの「マックス」。 オニルバ(2巻2話) アリノスの迷宮の第3の門番で、本編では非常に貴重な女性キャラクターの1人だが、オバサンである。現実主義で、アリノス迷宮の財宝を管理している。オウゴンオニクワガタの「ゴルドー」がパートナー。 執事(2巻3話) アフォーナ城の執事。最強甲虫決定戦の出場者を募る。相棒はコクワガタ。 アフォーナ(2巻3話) インセク島にあるアフォーナ城のお子様王子。趣味は強いムシのバトルを見ることである。実兄セコスギーに王座を狙われていた。 セコスギー(2巻3話) アフォーナの兄で、弟に王位を奪われ、復讐を誓ったムシマスター。コガシラクワガタの「リトルヘッド」を操り、最強甲虫決定戦を利用して王座を奪おうとしたが、ザックのずる賢さの前に敗北した。 スティーブン(2巻5-6話) ザック達を始末する為にメッサーノが雇った殺し屋。暗黒甲虫であるサビイロカブトの「サビル」を操る。ウーロ鉱山に向かうフロンティアライン鉄道に乗り、ザック達を追い詰め、ザックとカブト丸の知恵を生かした攻撃に敗れたが、バトルに負けてもムシマスターを始末しようとザックを崖から突き落とした。その後はサビルが逃走したことにより用済みとなり、メッサーノに始末された。 ハーディ(3巻1話) シロップ村のハチミツとお宝レインボーフラワーを奪い、ボロ儲けしていたムシマスターで、関西弁を使う小太りの男。相棒はスペキオシスシカクワガタの「マダラ」。レインボーフラワーを奪還しにきたザックとカブト丸に敗れた。 ホルス(3巻2話) 天樹の内部を探索していたときに出会ったムシマスターで、古代エジプトの壁画のような姿をしたスキンヘッドの痩身の男性だが、正体は暗黒ムシマスターである。アヌビスゾウカブトの「アヌビス」を操る。地中を自在に掘り進む戦法でカブト丸を苦戦させるが、ザックの策に嵌まり、ヤイバの必殺技である「サイドロックボム」を受けて敗れた。 クロウ(3巻4-6話) ムシキングを目指し、天樹の最頂部付近に到達した際にザックと出会ったムシマスターで、口元にマスクをつけている目つきの鋭い男。バレット・カエデよりも先に登場したにも関わらず、突風の間でかませ化してあっけない最期を遂げた。 ジンバ(3巻6話) 「無敗のジンバ」の異名を持つ手練れのムシマスター。相棒はケンタウルスオオカブトの「ケンタウルス」。プライドが高く、自分の事を「弱い奴としか戦ってなかったんじゃねーの」とバカにしたザックに決闘を申し込むが、無視されて天樹の中に置き去りにされ、ムシキング決定戦から脱落した。その後もムシマスターを続けている。 メッサーノ(2巻4-6話、3巻3-5話、4巻1-4話、5巻番外編) 暗黒化されたパラワンオオヒラタクワガタを操る暗黒ムシマスターで、【天樹編】の黒幕。一人称は「私」。ザックの前に最初に姿を現した際はイヤサレ草を探しに来た医者と名乗っており、ザックも彼を「医者の先生」と呼んでいた。偽りのムシキング伝説を世に広め、「紋章持つ甲虫」が天樹に辿り着くのを待ち続けており、まだカブト丸とヤイバが幼かった頃は暗黒ムシマスターの集団を率いて頭領イッカクとしもべらの率いるヒノデ村を攻めて「力の石碑」を奪い、数年後には成長したヤイバが力の石碑を奪い返しに来た際はヤイバを倒して暗黒甲虫化させて操り、更に自身もパラワンオオヒラタクワガタを暗黒化させて率いてカブト丸の実力を探った。その後はカブト丸のムシマスターであるザックを始末する為にスティーブンをけしかけたが、カブト丸に興味を持ったことで自分の野望を果たすべくザックとカブト丸を天樹に誘き寄せようと考えるようになったためか、最終的にはあえてザックの命を救った上に技カードもたくさん譲り、用済みとなったスティーブンを始末した。その後、ザックとカブト丸が天樹の頂に辿り着いた際には紋章持つ甲虫であるカブト丸を暗黒化させて「地上最強の生命体」を作りだす願望を実現させるべく、暗黒化ヤイバを使ってカブト丸に勝負を挑む。しかし、ザックとカブト丸の絆と紋章の力の前に敗北して天樹は崩壊、巻き込まれて奈落の底に落ちて行った。
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