大規模破壊兵器
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「超時空要塞マクロスの登場メカ一覧」の記事における「大規模破壊兵器」の解説
反応兵器 (テレビ版) 地球人類が持っていた核兵器をもとに、落下してきたマクロスから解析した技術 (OTM) を応用した兵器。主に戦闘機やデストロイドに搭載するミサイルの弾頭として装備されている。巨大なゼントラーディ軍艦艇を撃沈するほどの威力がある。決戦では、ボドルザー旗艦内部の艦隊停泊用空洞に侵入したマクロスが、温存していた反応弾頭ミサイルを一斉発射したうえで自らは全方位バリアを展開。ボドル旗艦を内部からの爆圧で破壊し、基幹艦隊を撤退に追い込んで勝利する。 グランドキャノン (テレビ版) 異星人大艦隊の襲来に備え、広域迎撃兵器として建造された超大口径エネルギー砲。地下深さ6kmの縦穴を砲身とし、惑星の重力場をエネルギー源とする。発射システムにはASS-1の主砲のオーバーテクノロジー理論を応用している。マクロス他で構成される宇宙艦隊構想と平行して地球各地と月面で建造に着手。単機では最大でも地平線までの角度までしか照射できないが、予定の5号機まで完成すればほぼ地球圏全域をカバーでき、月軌道内の防衛力は飛躍的に上昇するはずだった。しかし、建設規模の巨大さと、反統合同盟勢力の妨害工作による遅延が影響して、第一次星間大戦中に稼働するのはアラスカ統合軍総司令部に併設された1号機(グランドキャノンI)のみである。 2010年2月11日、1号機は地球宙域に出現したゼントラーディ軍第118基幹艦隊(ボドル基幹艦隊)に対し120度の射撃角偏向を40秒間行い、約80万隻のゼントラーディ軍の艦艇を轟沈させる。続けて第2射の準備に移るが、所在を察知した基幹艦隊の集中爆撃により総司令部は壊滅、グランドキャノンも機能を停止する。しかし、第1射の戦果によって基幹艦隊の陣営の一角は大きく崩壊し、そこを突入口としてマクロス・ブリタイ同盟艦隊は基幹艦隊中枢への到達に成功する。 戦後は1号機の砲口近くに不時着したマクロスの周囲に新統合政府の首都マクロス・シティが建設される。また、建造中の3号機と5号機内部に設置された地下シェルターに避難・収容された人々がおり、その一部は戦後奇跡的に地上への生還を成し遂げる。 @media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}発射される際にゼントラーディ軍およびマクロス内で発せられる「高エネルギー反応」なる用語は、のちのアニメ(『新世紀エヴァンゲリオン』、『宇宙戦艦ヤマト2199』など)でしばしば使われることとなる[要出典]。1号機(グランドキャノンI) - アラスカにて2000年5月着工、2009年11月頃完成。 2号機(グランドキャノンII) - オーストラリアにて2004年3月着工、 2005年11月、反統合同盟により爆破。 3号機(グランドキャノンIII) - アフリカ・ビクトリア自治区にて2004年10月着工。 4号機(グランドキャノンIV) - 月(アポロ基地併設?)にて2006年3月着工。 5号機(グランドキャノンV) - ブラジルにて2007年5月着工。
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