大規模災害団員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/12 14:05 UTC 版)
大規模災害のみに任務を特定した団員を採用する制度。消防団と自主防災組織の連携の必要性から、こうした地域の防災リーダーの入団を促す方向にある。大規模災害時に現有団員だけでは十分でない消防団において期待されている。活動範囲を制限することで団員確保は容易となるが、基本団員よりも経験不足となることは否めず、一定の訓練等は必要になる。 【対象】 地域住民及び勤務者 【役割】 大規模災害時のみ 【身分】 非常勤の特別職地方公務員(基本団員と変わらず) 【階級】 団員の階級に固定(上位の階級への補職はなし) 【被服】 活動服のみ貸与 【要件】 入団時または一定の訓練の受講 【処遇】 報酬は日額支給、金額は団員と同額、公務災害も基本団員同様に補償される。退職金は団員の階級に合わせた勤続年限を換算
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