大規模街頭デモ
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「カタルーニャの歴史」の記事における「大規模街頭デモ」の解説
「ディアーダ・ナシウナル・ダ・カタルーニャ」も参照 2010年7月10日にはオムニウム・クルトゥラルが「私たちはネーションだ、決めるのは私たちだ」をスローガンとする大規模デモ「2010年カタルーニャ自治抗議」を主催し、1977年のデモをしのぐ110万人が参加した。2011年11月にはスペイン政府に中央集権志向が強い国民党政権(ラホイ政権)が誕生し、2012年後半には独立支持派が飛躍的に増加。2012年9月11日のカタルーニャ国民の日には、「カタルーニャ、新しいヨーロッパ国家」をスローガンとして150万人が参加した大規模なデモが行われた。カタルーニャ州の人口の20%にも相当する人々がバルセロナ中心部に集まり、いくつもの大通りが独立旗を掲げる人々で埋まった。このデモは世界的にみて近年初の大規模民族主義デモであり、その規模の大きさが世界中でニュースとなった。この大規模デモから2か月後の11月25日に行われたカタルーニャ州議会選挙では、独立賛成派の4政党が計87議席と、全体の約3分の2の議席を獲得した。2013年のカタルーニャ国民の日には「バルトの道」(人間の鎖)に類する「カタルーニャ独立への道」が組織され、約160万人のカタルーニャ市民がカタルーニャ旗を掲げながら、平和的に400キロメートルに渡って手を繋ぎ合った。1714年から300年の節目の年である2014年のカタルーニャ国民の日には、180万人がバルセロナの2本の通りに並び、黄地に赤縞のサニェーラ色の「V」の人文字を作る大規模デモ「カタルーニャの道2014」が行われ。2015年のカタルーニャ国民の日にも約180万人が参加したデモが行われ、「カタルーニャ共和国」の成立を目指して国外からも著名人が招待された。
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