名物企画・シリーズなど
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「ニュースステーション」の記事における「名物企画・シリーズなど」の解説
夜桜中継 「夜桜中継」は例年春に行われた大規模な中継である。初期に担当した若林正人は、久米の進行が気に食わないことが多く、契約が終わると久米批判で知られるようになった。夜桜中継は他系列の南海放送や四国放送なども中継に協力していた(裏送り)。正式なANNのネットワークニュースではないために協力が得やすかったと言われる。初回は1986年3月31日、最終回は2004年3月26日(番組自体も最終回)に放送、初回・最終回いずれも鹿児島市の仙巌園(磯山)が中継先となった。このほかに夏の「滝中継」、秋の「紅葉中継」も行われた。久米によると「日本の美」を演出するために仮設やぐらを組み立てて、500ワットと1ワットのパーライトを10~20個ほどつけていたという。本コーナは後継番組『報道ステーション』にも引き継がれており、初代メインキャスターを務める古舘伊知郎時代最後の回である2016年3月31日に放送されていた。 立松和平こころと感動の旅 作家・立松和平が世界各地からの衛星生中継もしくはVTR(後者の場合、立松はスタジオ出演)で、自然の中を旅するリポート。須賀潮美による水中リポートも織り込まれることがあった。立松の独特の語り調子と、須賀の酸素ボンベでの呼吸音が話題を呼んだ。初期は、須賀の実父須賀次郎がカメラマンとして同行していた。 金曜コンサート 若林正人がクラシック音楽を紹介した企画。進行部分のロケ地はアーク放送センターに隣接しているサントリーホールで、使用する演奏映像もサントリーホールで開催されたコンサートの映像も使われていた。1988年9月23日に、矢沢永吉が名古屋テレビから中継出演した際は、このタイトルで放送した。 最後の晩餐 『最後の晩餐』は、久米が著名人に「人生最後に食べたいもの」というテーマでインタビューするという企画。のちに単行本化された。なお、久米の夏季休暇が3週間で定着してから考え出された企画で、初期は休暇3週目に放送されていた。 シリーズ日本の駅 国鉄分割民営化が目前に迫っていた1986年当時、日本の様々な駅を紹介した。中島みゆきの「おだやかな時代」がテーマソング。国鉄民営化をもってコーナーも終了した。 シリーズ新・日本の駅 小林旭の「駅」がテーマソング。 マンハッタン瓦版 ニューヨーク支局の内田忠男が、地元紙の気になる記事を紹介するコーナー。渡辺みなみが代役を務めることもあった。 絶滅危惧商品 忘れかけた頃に放送されるシリーズ。戦後復興期に使われ、その後使用されなくなった商品の今昔を、ナレーターがその商品に扮して伝える。 小泉武夫の○○の快楽 発酵食品の研究で知られる小泉武夫教授が、さまざまな地域の地元食を訪ねるもの。これを端に、発酵食品だけにとらわれず、いろいろな地元食を扱った。 業界新聞 あまり目に触れることのない、業界内向けの新聞に着眼点を置き、その新聞の生い立ちや、取り扱う業界について探る。 登山シリーズ テレビ朝日のディレクター・大谷映芳(『渡辺篤史の建もの探訪』プロデューサーなどを歴任)による登山紀行。ムスタン取材は何回かに分けて放送、これ以降は江守徹がナレーターを務める。後に日曜午後に放送される番組の先行ダイジェスト版という形式をとる。 ビートルズ映像公開 ビートルズが『エド・サリヴァン・ショー』に出演した映像や、1995年に発表した「新曲」「フリー・アズ・ア・バード」のミュージック・ビデオの日本初公開、Apple Computerがリマスタリングした際に作成した日本で1回しか放送できないミュージックビデオなど貴重な映像を放送。 チャンスの前髪 渡辺真理が、話題の人物にインタビューする企画。 轡田隆史のぶらり旅 朝日新聞の論説委員でかつてコメンテーターだった轡田隆史が各地を旅するという企画。
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