同盟国・第三国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 23:29 UTC 版)
大英帝国 国家元首はウィンストン・チャーチル。登場する第三国としてはアメリカ・日本に次ぐ戦力(陸・海・空の全ての点において)を保有しており、最初からアメリカと懇意であるため史実どおりアメリカ側につく事が多い。香港やシンガポール、ニュージーランド、インド、それにカナダなどを領有している。 オランダ王国 国家元首はウィルヘルミナ。インドネシアなど資源や石油を産出する地方を保有しているが、戦力的にはそう強力ではない。当然外交的には連合国寄りであり、アメリカ側で参戦する事が多い。 オーストラリア 国家元首はジョン・カーティン。宗主国(イギリス)ほどではないものの同じく連合国寄りであり、大抵はアメリカ側で参戦する。国力はそこそこあるが、戦力的には強力ではない。 中華民国 国家元首は蔣介石(このゲームに登場するのは国民党側だけ)。シナリオ1開始の時点では日本と開戦状態にはないが、アメリカと開戦した瞬間に宣戦布告してくる事が多い。空軍は弱体で海軍は持たないが、陸軍部隊が多いため敵に回すと面倒な存在。 ソ連 国家元首はヨシフ・スターリン。初期シナリオではどっちつかずの態度をとっているが、後半シナリオでは連合国寄りになっており、史実どおり宣戦して来る事もある。ただし史実と違いゲーム内の戦力はそう強力ではなく、参戦されてもいきなり窮地に陥るような事はない。 タイ王国 国家元首はプレーク・ピブーンソンクラーム。初期から日本の友好国であり、途中からは同盟国として日本側に立って参戦する。領土はバンコクだけで、陸上戦力も少なく戦力的にはそうあてにはならない。 ドイツ 国家元首はアドルフ・ヒトラー。初期から日本の友好国であり、途中からは同盟国として参戦している事になっているが、そもそもアジアに領土がないためその存在感は薄い。ただし、欧州でドイツ軍が優位に立っている場合は(こちらから干渉はできず、メッセージのみ表示される)、日本の状況次第で戦艦「ビスマルク」を含むそこそこ強力な援軍を派遣してくれる可能性がある。逆に欧州でドイツ軍が敗退している場合(こちらもメッセージのみ)は、ソ連が連合国側で参戦する可能性が高くなる…と言う仕様になっている。一方、アメリカ軍でプレイしている場合には、会議における徴兵師団数決定時に「欧州派兵」の師団数によって影響を与えることが可能になる(派遣数が多ければ、ドイツ軍に不利に働く)。 同盟国の部隊と言うのは非常にありがたい存在だが、いくつか制限が存在する。まず陸上部隊の場合、所属国の基地でしか補充が行えない。例えば、日本軍でプレイしていてタイ軍の歩兵師団がニューギニアなどで損害をこうむった場合、兵員の補充はバンコクに引き上げるまでできない。また、全滅してしまった場合も自国の部隊と違って再配属されることはない。 空軍(航空隊)の場合、損害を補充する手段がない。また、新機種との転換も行えない。空母に搭載された部隊や基地の航空隊の機数が減った場合は、部隊を再編する事しかできない。海上部隊の場合も沈んだらそれっきりである事を覚えておく必要がある。また、艦隊を再編して自艦隊に組み込むと言う事もできない。
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