古代インド哲学者
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アサンガ (300年ごろ) - ヨーガーチャーラ派の理論家。 バルトリハリ (紀元後450年ごろ–510年) - 初期インド言語理論の人物。 ボーディダルマ (紀元後440年–528年) - 仏教の禅宗の創始者。 チャーナキヤ (紀元前350年ごろ - 紀元前275年頃) - 『アルタシャストラ』の著者、タクシャシラ大学の政治科学の教授(阿闍梨)。 ディグナーガ (500年ごろ) - インド論理学の仏教学派の創設者の一人。 ガウタマ・ブッダ (紀元前563年 - 紀元前483年) - 仏教学派の創始者。 アクシャパーダ・ガウタマ(フランス語版) (紀元後2、3世紀ごろ) - ニヤーヤ学派の礎と考えられているニヤーヤ・スートラを書いた。 ハリバドラ (紀元後8世紀) - ジャイナ教思想家、アネカーンタヴァーダとジャイナ教の文脈における瞑想の救済論的体系としての古典的ヨーガの著者にして偉大な指導者。彼の著作にはシャッド・ダルシャナ・サムッチャヤとヨーガビンドゥがある。 ヘーマチャンドラ (1089年–1172年) - ジャイナ教思想家、著述家、歴史家、文法家にして論理学者。彼の作品にはヨーガシャーストラとトリシャシュティ・シャラーカー・プルシャ・チャリタがある。 ジャイミニ(英語版) - プールヴァ・ミーマーンサー・スートラの著者。 カナーダ (紀元前600年ごろ) - ヴァイシェーシカ学派の創始者で原子論の理論を与えた。 カピラ (紀元前500年ごろ) - サーンキヤ学派の主唱者。 クンダクンダ (紀元後2世紀) - ジャイナ教神秘主義と、魂の本性と魂の物質による汚染を扱うジャイン・ナーヤの唱道者、パンチャースティカーヤ(五原理の精要)、プラヴァチャナサーラ(経文精要)、そしてサマヤサーラ(教義精要)の著者。 ローンカー (紀元後15世紀) – 彼の偶像崇拝と儀式に対する反対によって徐々にスターナカヴァーシーとテーラパンティという非偶像的学派が起こった。 ナーガールジュナ (紀元後150年頃 - 250年) - 大乗仏教のマージャマカ派(中観派)の祖。 パーニニ (紀元前520年-紀元前460年) - 文法家、アシュターディヤーイーの著者。 パタンジャリ (紀元前200年から紀元後400年の間) - ヨーガ・スートラを編纂してラージャ・ヨーガ哲学を発展させた。 ピンガラ(英語版) (紀元前500年頃) - 『チャンダス・シャーストラ』の著者。 シャンカラ (紀元後788年-820年) - ヴェーダーンタ学派の分派のアドヴァイタ・ヴェーダーンタ学派の教義を最初に明文化した哲学者。 シッダセーナ・ディヴァーカラ (紀元後5世紀) - ジャイナ論理学者でニヤーヤーヴァターラ(論理学について)やサンマティスートラ(ジャイナ教の七つの立場や、知識と知識の対象を扱う)といったサンスクリット語およびプラークリットの重要な作品の作者。 シュンティパス(英語版) (紀元前100年頃) - 「七人の賢明な師匠の物語」の作者とされる人物。 ティルヴァッルヴァル (紀元前100年から紀元後300年の間) - タミル語での最大の倫理学的作品の一つティルックラルの作者。 ウマースヴァーティあるいはウマースヴァーミ (紀元後2世紀) - サンスクリット語での最初のジャイナ教作品タットヴァールタスートラの作者、ジャイナ教の全ての教派を許容できる最も体系的なかたちにジャイナ哲学を発展させた。 ヴァスバンドゥ (紀元後300年頃) - インドヨーガーチャーラ派の主な創始者のひとり。 ヴィヤーサ (紀元前3000年頃) - ヒンドゥー哲学のいくつかの重要な作品の著者。 ヤージュニャヴァルキヤ (先史時代) - ブリハッド・アーラニヤカ・ウパニシャッドの哲学的な教えや「ネーティ・ネーティ」などの不可知論的な教えと関連付けて考えられる。 ヤショーヴィジャヤ(英語版) (1624年–1688年) - ジャイナ論理学者でジャイナ哲学に貢献した最後の知的巨人と考えられている。
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