北甲国(ほっかんこく)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 14:37 UTC 版)
「ふしぎ遊戯 玄武開伝」の記事における「北甲国(ほっかんこく)」の解説
玄武を守護神とし、四正国の内北に位置する最も広大な国。首都は特烏蘭(トウラン)。モンゴルがイメージという国土の殆どは殺伐とした荒野や山だが、資源が豊富で、隣国―倶東国に目を付けられているものの、皇族の覇権争いや暴政、各地の異常気象で滅亡の危機に瀕している。 ソルエン 声 - 小野健一 年齢 - 28歳、身長 - 184cm 誕生日 - 1月4日生まれ(山羊座)、血液型 - A型 女宿が兄のように慕う従者。代々一族で仕えてきたアユラ王妃の命を受けた父―タウル(声 - 上別府仁資)と共に、生まれて間もない女宿を預かり、刺客から命懸けで護り続けて来た。追手にタウルが討たれて後、逃亡生活に疲れて女宿の事を裏切ろうとした事もあったが、女宿が幸せになるのを誰よりも願っている。 テムダン=ロウン 声 - 中井和哉 年齢 - 33歳、身長 - 178cm 誕生日 - 11月12日生まれ(蠍座)、血液型 - O型 女宿の父で、テギルの兄。未だ即位を望む国民達による反乱が後を絶たない程、かつては絶大な人気を誇った優秀な皇太子であったが、アユラとの結婚後に体が腐る不治の奇病―天罪病に罹り、20歳まで生きられないと宣告された。不意の発病や、それに伴う皇位継承権の移動という無情な現実に絶望した際、巫師(みこし)により“巫女が四神天地之書を開く時、あなたは息子に殺される”との予言をもたらされた為、女宿誕生直後にその抹殺を宣告。女宿がソルエン達と逃亡した後もずっと刺客を放ち続けるようになる。テギル皇帝への憎悪や皇位への執着からか玻慧と通じ、北甲国を内部から潰そうとしているかに見える反面、隠棲しながらも国内の隅々を調査しており――? 左腕は義手。 テギル=ロウン 北甲国の現皇帝で、テムダンの弟。フィルカを始め、子供が女ばかりで跡継ぎに恵まれない、女宿の叔父。わがままで自己中心的な性格で、国内に圧政を敷いている為、反乱が絶えない。テムダンへの劣等感が強く、その名を口にされるのを非常に嫌う。17年前、密かに妬み続けて来たテムダンの発病を利用して皇位継承権を奪っただけではなく、女宿との確執を仕組んだ。また自らを助けたテグの力に目を付け、ハーガスを盾に、長年宮中に幽閉して自身を護らせている。 フィルカ / エフィンルカ=ロウン 身長 - 160cm 誕生日 - 12月18日生まれ(射手座)、血液型 - O型 ナサルの森で行き倒れていた女宿を助けた、星護(オド)族に与する少女。テギルの第一王女。跡継ぎを欲し、自身に無関心なテギルとは不仲で、母の死をきっかけに家出、星護族や反乱軍に身を置くようになる。真摯に北甲国の行く末を案じ、テギル暗殺を目的に宮中に戻る。かつてテギル皇帝に殺され掛けたハーガスも助け、互いに特別に想い合っている模様。 アンルウ 声 - 川澄綾子 身長 - 140cm 見た目は少女だが、歴代の巫師の中でもトップクラスの力を誇り、精霊と通じ合える事の出来る巫尊師(みこそんし)。転節の石原で壁宿を慈しみ、護っていた。倶東国の奇襲に遭った際、多喜子に壁宿と、力を増幅する首飾り(後の神座宝。用語の項目を参照)を託す。 ボラーテ 声 - さとうあい 虚宿の母。玄武の伝説を好意的に信じており、多喜子と虚宿を力強く励まし、守る。 アイラ=チェン 声 - 矢作紗友里 斗宿の妹。妖魔の襲撃の際に斗宿を庇い、1年間氷の中に閉じ込められていた。氷から救出されて後は、数少ない友人だった虚宿に淡い恋心を抱く。 巫大師(みこたいし) 声 - 寺田はるひ 偉布礼(イフレイ)で一番の巫師(みこし)の少女。多喜子達を匿い、紫義達追っ手に惨殺される。 フェン 声 - 吉田小南美 室宿と共に廃屋に暮らし、面倒を見ていた女性。 太一君(たいいつくん) 声 - 石川寛美 太極山に住み、四神天地書の世界を見守っている仙人であり、天帝。普段は童子の姿で、巫女と七星士を導く存在。 娘娘(にゃんにゃん) 太一君と太極山に住む、幼女姿の複数人居る女神。太一君と人を結ぶ役目を持つ。
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