初代館舎時代(1992-2020)
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「紀宝町立図書館」の記事における「初代館舎時代(1992-2020)」の解説
紀州製紙(現・北越コーポレーション)紀州工場から受けた寄付金を元手に、1992年(平成4年)7月に蔵書約32,000冊の鵜殿村立図書館として開館した。開館時の館長は鵜殿村の教育長が兼務しており、2人の臨時職員が午前と午後交代で勤務するという状態で、専任の職員は司書の岸葉子1人であった。岸は開館3か月前に採用されたばかりで、初出勤時に1万冊の購入図書の選定を任された。開館まもなく月1回の「おはなし会」を開始、1995年(平成7年)度には「映画会」も始めた。2000年(平成12年)4月にコンピュータによる蔵書検索システムを導入した。 2003年(平成15年)からは村の保健センターと協力してブックスタート事業を開始、4か月検診を受けた乳児に絵本を贈る活動を行っている。また翌2004年(平成16年)からは外部講師によるワークショップを開催し、受講者の多くが読み聞かせボランティアとして活躍している。三重県内外から来館者を集める一方で、紀宝町の財政事情などを理由に2008年(平成20年)4月1日から紀宝町民以外の利用者の貸出可能冊数を減らし、リクエストや予約を受け付けないようになった。 2011年(平成23年)度子どもの読書活動優秀実践図書館として文部科学大臣表彰を受けた。 2020年(令和2年)12月26日、移転準備のため閉館した。移転後の跡地利用は未定である。
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初代館舎時代(1971-1998)
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「筑西市立図書館」の記事における「初代館舎時代(1971-1998)」の解説
1971年(昭和46年)4月に、県西地区初の図書館「下館市立図書館」として開館した。図書館は下館市役所と同じ住所である下中山732番地1に、公民館・武道館と合築された鉄筋コンクリート構造3階建ての建築物の一角に置かれた。図書館部分の延床面積は527m2と県内の公立図書館の中では小規模であった。 1988年(昭和63年)時点の蔵書数は下館市民1人当たり0.9冊に相当する59,795冊であり、受け入れ雑誌は110種、新聞は19種、同年度の貸出登録者数は2,508人、貸出冊数は27,241冊であった。職員数は1989年(平成元年)時点で6人おり、うち司書は2人であった。この頃、茨城県の図書館界で流行していた「読書感想画」の募集を初めて開催し、集まった作品を館内で展示した。1990年(平成2年)8月、茨城県教育委員会が進めていた「ステーションライブラリー」の第1号が関東鉄道常総線下館駅に設置された。
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