初代鉄鋼ビルディング
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「鉄鋼ビルディング」の記事における「初代鉄鋼ビルディング」の解説
初代の建物(第一鉃鋼ビルディング)は、太平洋戦争直後の1949年から1951年にかけて、江戸城の外濠を戦後の瓦礫で埋め立てたばかりの土地に建設された、地上8階、地下2階のオフィスビルであった。竣工後すぐ南側にほぼ同規模の第二鉃鋼ビルディングが建設され、両ビルの増築もあり、2棟合計延床面積66,280m2のビジネスセンターとして丸の内・八重洲地域の発展を支えた。その後再開発に伴い、2012年3月をもって第一ビル・第二ビルとも閉館となった。 第二鉄鋼ビルディングは、賃貸オフィスビルとしては日本初といわれる全館空調装置を開館当時から備えていた。 第一鉃鋼ビルディング 構造形式:鉄筋コンクリート造 敷地面積:4,386.36 m2 建築面積:3,989.62 m2 (建蔽率91%) 延床面積:44,903.75 m2 (容積率1024%) 階数:地上9階・地下2階 着工:1949年9月 竣工:1951年7月 改築:1970年6月 第二鉃鋼ビルディング 構造形式:鉄筋コンクリート造 敷地面積:2,849.88 m2 建築面積:1,841.75 m2(建蔽率65%) 延床面積:21,376.29 m2(容積率750%) 階数:地上9階・地下2階 着工:1953年2月 竣工:1954年3月 改築:1969年1月 (初代)第一鉄鋼ビルディング (初代)第二鉄鋼ビルディング
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