優莉 結衣に影響を受ける人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 03:24 UTC 版)
「高校事変」の記事における「優莉 結衣に影響を受ける人物」の解説
濱林 澪(はまばやし みお) 武蔵小杉高校2年C組。父の宏孝、母の菜子はどちらも美容師。吹奏楽部に在籍し、クラリネットやサックスを夢見るが、体型からか顧問により勝手にチューバと決め付けられてしまう。結衣のクラリネットとサックスの才能を知って以降は、嫌がられながらも部に勧誘するなど親睦を深める。窮地にあっても軽口を叩き、結衣の負担にならぬよう心がけ、励ます優しさは、結衣に通じて、彼女にとって唯一の友人と呼べる存在になる。事件後は体調を崩すが、その優しさは損なわれることなく、後に与野木農業高校で出会う心を閉ざした少女・梶沙津希にも発揮され、彼女とも心を通わせる事に成功する。I巻に登場。 啻山 理緒子(ただやま りおこ) 武蔵小杉高校の襲撃事件の際、反抗する事無く生き残る方法を選択する女子生徒の一人。後に優莉結衣とはチュオニアンで再会する。I巻に登場。 敷島 和美(しきしま かずみ) 武蔵小杉高校2年C組担任、30歳。担当は英語。留学経験があり、ネイティブ張りの英語を理解し、アメリカンジョークも口にする。ひとり言のように呟いた言葉に、結衣が反応したため、結衣を気にかけるようになる。事件の際は襲撃グループから女子生徒達を守るために身を挺するなど、物語に登場する大人の中でも最も誠実な人間の一人。「高校事変」後は婚姻が解消され、旧姓の「三井」に戻る。I巻に登場。 嘉島 奈々未(かしま ななみ) 葛飾東高校3年生。春が来れば卒業という立場。妹の理恵とともに児童養護施設に暮らしている。しかし施設の入所費用を父親が払えず、やむをえず始めた仕事でトラブルに巻き込まれる。Ⅱ巻に登場。 嘉島 理恵(かしま りえ) 江戸川南中学の1年生。姉の奈々未とともに柴又の児童養護施設暮らし。性格は純粋そのもので姉思い。連絡の取れなくなった姉の身を案じ、同じ施設に暮らす優莉結衣に相談する。Ⅱ巻に登場。 醍醐 律紀(だいご りつき) チュオニアンに収容されている生徒。両親が離婚したため姓が異なるが、I巻に登場した首相付きのSP・錦織清孝の実子である。結衣にだけは知られたくなかったであろう事実、「堅物の錦織が、実は出来ちゃった婚でしかも早婚である」が、彼の口から結衣に伝えられる。Ⅲ巻の登場。 梶 沙津希(かじ さつき) 9歳のころ、匡太が起こした銀座デパート事件で両親を失ったテロの被害者。その後貿易業を営む家庭に引き取られ養女となるものの、事業に失敗した養父の経済状況を察し、中高一貫の進学校への通学を諦め、千葉県富津市の与野木農業高校への編入試験を受ける。旧姓は森沙津希。V巻に登場。 金城 庄市(きんじょう しょういち) 権晟会の使いぱしり、ポン引き。沖縄の貧困家庭に入り込み、少女らをスカウトする。罪悪感が無いわけではないが、彼女らを貧困から抜け出す手助けをしていると自分に言い聞かせている。Ⅵ巻に登場。 弥藤 貴則(やとう たかのり) 紅豹隊の幹部。40代半ば。田代ファミリー側についていたが、離反しようとして仲間の磨嶋悠成が恋人と子供を殺害されるなど制裁を受ける。Ⅹ巻では磨嶋とともに傭兵に転身し、メキシコで結衣を助ける。 巻に登場。 雲英 亜樹凪(きら あきな) 慧修学院高校の生徒。国内外で多角的に事業を行う雲英家の御令嬢。家柄、品格、容姿に優れ、その一挙手一投足は内親王とならび、国民の関心を集めている。ゼッティウムの襲撃により捕らわれ、人質となる。Ⅹ巻に登場。 桐宇 翔季(きりゅう しょうき) 紅慧修学院高校の生徒。最年少で歴史あるピアノコンクールで優勝した天才ピアニスト。ゼッティウムの襲撃により捕らわれ、人質となる。Ⅹ巻に登場。
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