個人消費
こじん‐しょうひ〔‐セウヒ〕【個人消費】
個人消費(こじんしょうひ)(individual consumption)
GDP(国内総生産)は、個人消費、設備投資、民間住宅投資、公共投資などの内訳で構成されている。特に、個人消費は全体の6割程度を占め、景気を支える最も大きな要素である。1999年度の実質GDPは総額で482兆円だったが、そのうち個人消費は、実に286兆円も占めている。
1997年4月以来、個人消費は低迷を続けている。低迷の発端は、ちょうど消費税の税率を3%から5%に引き上げた頃に当たる。民間の設備投資がIT投資を中心に回復に転じる中、個人消費は一進一退を繰り返し、景気回復を握る最後のカギと見られている。
また、個人消費の中でも、単身世帯の家計や60歳以上の高齢者の消費が堅調な動きとなっていることが注目されている。
無駄遣いは慎みつつも、こんなご時世、将来の自分へ投資することも考えておきたいところである。
(2000.08.22更新)
消費
(個人消費 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/14 07:38 UTC 版)
消費(しょうひ、consumption)とは、欲求を満たすために財・サービス(商品)を消耗することを指す。需要やニーズ、資源を使用することでもある。生産の反意語。なお、日本語の「消費」という語は西周によるものとされている[1]。
- ^ 毎日新聞社編『話のネタ』 PHP文庫 p.55 1998年
- ^ a b 野口旭 『「経済のしくみ」がすんなりわかる講座』 ナツメ社、2003年、71頁。
- ^ 遺産の3つの動機と機会の平等 ワイアードビジョン アーカイブ 2008年4月14日
- ^ 統計局ホームページ/家計調査年報(家計収支編)平成27年(2015年) - 詳細結果表へ(平成27年(2015年)平均)<用途分類>1世帯当たり1か月間の収入と支出 1(実数,構成比,増減率,寄与度) 総世帯・勤労者世帯・勤労者世帯以外の世帯
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