個人消費
こじん‐しょうひ〔‐セウヒ〕【個人消費】
個人消費(こじんしょうひ)(individual consumption)
GDP(国内総生産)は、個人消費、設備投資、民間住宅投資、公共投資などの内訳で構成されている。特に、個人消費は全体の6割程度を占め、景気を支える最も大きな要素である。1999年度の実質GDPは総額で482兆円だったが、そのうち個人消費は、実に286兆円も占めている。
1997年4月以来、個人消費は低迷を続けている。低迷の発端は、ちょうど消費税の税率を3%から5%に引き上げた頃に当たる。民間の設備投資がIT投資を中心に回復に転じる中、個人消費は一進一退を繰り返し、景気回復を握る最後のカギと見られている。
また、個人消費の中でも、単身世帯の家計や60歳以上の高齢者の消費が堅調な動きとなっていることが注目されている。
無駄遣いは慎みつつも、こんなご時世、将来の自分へ投資することも考えておきたいところである。
(2000.08.22更新)
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