伝系とは? わかりやすく解説

伝系

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 08:00 UTC 版)

田宮流」の記事における「伝系」の解説

下に記すものは完全ではない。田宮の名が冠され系統記載し、他は省略した省略部分居合術#流派や、関連流派のリンクも参照田宮流流祖田宮重正伝えた流儀。ただし重正自身は「田宮流」と称していない)紀州藩田宮流田宮重正嫡子田宮長勝系統西条藩田宮流田宮長勝門人江田左衛門系統田宮神剣流 福井藩田宮流田宮長家の子田宮岡之丞長就の系統徳島藩田宮流田宮長家の子(?)・田宮与兵衛系統岡山藩田宮流田宮長家門人・垣見半左衛門岡野太夫系統歴代藩主学ばれた) 窪田派田宮流田宮朝成門人斉木右衛門清勝系統前項詳述) 多宮流(加賀藩田宮流田宮重正門人土屋市兵衛良住の系統藩校「経武館」で教授された) 水戸藩田宮流田宮重正門人三輪源兵衛系統水戸藩士朝比奈夢道によって当藩に伝えられたが、香川にも伝承され形跡あり)新田宮流 長田宮流(無楽流田宮重正門人長野無楽斎槿露系統林崎田宮流庄内藩田宮流長野門人白井庄兵衛成澄の系統藩主とその側近たちの間で稽古された) 平戸藩田宮流長野門人白井惣吉奇則の系統第九藩主松浦清皆伝した) 一宮流(長野門人一宮太夫照信の系統南部藩田宮流一宮門人武川与兵衛信重の系統。この系統門人には玄武館四天王一人森要蔵がいる) その他(上記いずれの系統にも当てはまらないものの、田宮流名乗った流儀田宮長谷川流久留米藩田宮流など。久留米藩伝は伯耆流関連性強し) *紀州藩田宮流系譜林崎甚助重信→)田宮平兵衛重正(田宮対馬守)→田宮対馬守長勝田宮兵衛尉長家田宮三之助朝成田宮次郎右衛門成道→・・・*窪田派田宮流系譜林崎甚助重信→)田宮平兵衛重正(田宮対馬守)→田宮対馬守長勝田宮兵衛尉長家田宮三之助朝成斉木右衛門清勝露木伊八郎高寛→塚原十郎左衛門昌勝→平野匠八尚賢窪田助太郎清音→・・・ 紀州藩田宮流は、流祖田宮重正伝えた田宮流正統継承流儀であり、田宮家代々その伝承を務め紀州藩後世まで伝えられた。ただし前述のように、五代目田宮次郎右衛門成道より後は、田宮家嫡子ではなく高弟代々田宮の名を継承する形をとった。なお紀州藩伝では、自らを「田宮流」と称した二代目田宮対馬守長勝初代としている。紀州藩以外にも伝えられ有名なところに江戸で窪田清音がその流儀継承西条藩では「田宮神剣流」として独自に発展している。 徳川家康評価した二代目田宮長勝の功から、同流には「美の田宮」「位の田宮」という惜しみない賛辞贈られる至ったという。なお、その後田宮長家窪田清音徳川将軍上覧したほか、藩主クラス人物学ばれ系統複数あることから、実際居合流派の中では格式ある一門であったようである。 田宮流廃藩置県後多く地域伝承されていたが、多くは失伝したと考えられている。田宮名を残して現存する田宮神剣流(現・田宮流居合術)や新田宮流は、伝承地独自に発展しており、かつての田宮流紀州田宮流など)とはその内容大きく異なったものとなっている。 かつての田宮流近い内容を伝えていた流派の中で、現存しているものは、長野無楽斎系の林崎新夢想流のみである(民弥流比較近い内容を伝えている)。なお近年では、各地有志が、かつての田宮流の趣を色濃く残す、窪田派田宮流林崎田宮流の形の復元務めている。

※この「伝系」の解説は、「田宮流」の解説の一部です。
「伝系」を含む「田宮流」の記事については、「田宮流」の概要を参照ください。


伝系

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 07:19 UTC 版)

自剛天真流」の記事における「伝系」の解説

山本義泰によれば以下の通りで、良移心当流の伝系と同一視されている。 庄林藤田麓憲貞(流祖庄林藤原道一初代) 庄林七郎2代庄林3代) - の代で庄林家の相伝絶えた明道館道場 宮川太一郎 - 庄林七郎高弟免許皆伝猪股八 - 庄林七郎庄林師事免許皆伝坪田義勝 - 庄林七郎庄林師事免許皆伝吉田繁次郎 - 坪田義勝高弟免許皆伝竹田乙麿 - 庄林猪股八に師事免許皆伝十時惟隆 - 竹田乙麿の高弟免許皆伝横田正米清廣 - 竹田麻呂高弟免許皆伝財部一郎 - 横田正米清廣に師事天真道場 山田六郎貞信 - 庄林猪股八に師事免許皆伝西文雄 - 講道館柔道師範免許皆伝伝書類の再興貢献した藤川恒夫 野田清前田実 赤司智治 - 西・藤川野田前田の4氏に師事免許皆伝 昭和義塾 赤司智治 免許皆伝 現在、以下4名を師南 明道館 石橋晋平 昭和義塾道場(タフス道場松田大次老 昭和義塾道場 花岡一誠 恒久尚利

※この「伝系」の解説は、「自剛天真流」の解説の一部です。
「伝系」を含む「自剛天真流」の記事については、「自剛天真流」の概要を参照ください。


伝系

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/30 07:58 UTC 版)

渋川一流」の記事における「伝系」の解説

首藤之進満時- 首藤以降現存している主な伝系を以下に記す。 宮田友吉國嗣 - 車地國松政嗣 - 畝重實嗣昭 - 森本邦生嗣時 宮田友吉國嗣 - 車地國松政嗣 - 畝重實嗣昭 - 西清一政純 宮田友吉國嗣 - 小末繁太郎國時 - 谷田重一嗣時 - 谷田朝雄時信 - 小佐野淳信常 宮田友吉國嗣 - 車地國松政嗣 - 金子定行秀國 -車地善光成嗣 戦後宮田友吉実弟である宮田玉吉流れを汲む者が、地元渋川一流教授していたことから、現在もその教え受けた者が現存する[要出典]。

※この「伝系」の解説は、「渋川一流」の解説の一部です。
「伝系」を含む「渋川一流」の記事については、「渋川一流」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「伝系」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「伝系」の関連用語

伝系のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



伝系のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの田宮流 (改訂履歴)、自剛天真流 (改訂履歴)、渋川一流 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS