主要な神々とは? わかりやすく解説

主要な神々

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:28 UTC 版)

ヒンドゥー教」の記事における「主要な神々」の解説

3大神それぞれ神妃をもち、夫婦共に多様な化身有するヴィシュヌ神 世界維持の神、慈愛の神、毘盧遮那、盧遮那ガルーダ乗る10大化身と呼ばれる多数分身有するが、それぞれの分身にはヴィシュヌ神としての自我無くそれぞれの自我を持つ。例え釈迦釈迦であって釈迦ではなくヴィシュヌ神である。10大権現という概念の方が理解しやすい。ラーマ ヴィシュヌ神化身叙事詩『ラーマーヤナ』大活躍する。 クリシュナ ヴィシュヌ神化身叙事詩『マハーバーラタ』英雄民間人気のある神。 釈迦 仏教の開祖である釈迦牟尼ヒンドゥー教ではヴィシュヌ神の9番目の化身とされている。 ラクシュミー ヴィシュヌ神の神妃、富と幸運の女神北伝仏教では吉祥天シヴァ神 創造と破壊の神、乗り物牡牛ナンディン虎の皮をまとい首にコブラを巻く。しばしば結跏趺坐して瞑想する姿で描かれる北伝仏教では大自在天降三世明王降伏され仏教改宗したとされる)。マハーカーラ シヴァ神化身チベット仏教など仏教において信仰される北伝仏教では大黒天パールヴァティー シヴァ神の神妃、ヒマラヤ神の娘。穏やかで心優しいドゥルガー パールヴァティー化身一つ美し戦いの女神。虎に騎乗し水牛化けた悪魔を倒す美し神像が有名。 カーリー パールヴァティー化身一つ荒々しい殺戮の神。しばしば多く生首を首、腰に巻き付け殺戮に狂う荒神の像で現される。コルカタカルカッタ)の地名カーリーから来ている。 ブラフマー神 形而上および現実存在する全てに対して実存する為の縁起与える神。神であれ、人であれ、実存しているのならばブラフマー働き依存している。神学的哲学根元擬人化され水鳥ハンサ乗った老人の姿で表される北伝仏教では梵天新義真言宗では大日如来釈迦もしばしば言及したとされるサラスワティー ブラフマー神の神妃、北伝仏教では弁才天。 3大神は、信者個人の信仰においては並立しているわけではない。たとえば「シヴァ神」を最高神崇める人にとって、「ヴィシュヌ神」は劣位ではあるが敬うべき神である。また神話の中で3大神化身と共に活躍する神や、3大神の子神も信仰されている。 ガネーシャ シヴァ神の子供で象の頭を持つ神、鼠に乗る。富と繁栄智恵学問司る北伝仏教では歓喜天聖天)。 ハヌマーン 外見の神、叙事詩『ラーマーヤナ』ラーマ王子を助けて活躍する身体の大きさ自由に変えられる孫悟空元になったと考えられるインドラ 雷神天空神『リグ・ヴェーダ』中心的な神で、古くバラモン教の時代には盛んに信仰された。北伝仏教では帝釈天カーマ 恋愛性愛和合司る神。 インド国立博物館ヒンドゥー教の神々多様な神像収蔵・展示されている。

※この「主要な神々」の解説は、「ヒンドゥー教」の解説の一部です。
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