十二の神々とは? わかりやすく解説

十二の神々

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 04:41 UTC 版)

ギリシア神話」の記事における「十二の神々」の解説

詳細は「オリュンポス十二神」を参照 ゼウス王権の下、世界の秩序一部それぞれ管掌するこれらの神々は、オリュンポス神々とも呼ばれ、その主要な神は古くから「十二の神」(オリュンポス十二神)として人々把握されていた。十二の神は二つ世代分かれクロノスレアー息子・娘ゼウス兄弟姉妹)に当たる第一世代神々と、ゼウスの息子・娘に当たる第二世代神々がいる。 時代地方伝承によって、幾分かの違いがあるが、主要な十二の神は、第一世代の神、1)秩序コスモス)の象徴でもある神々の父ゼウス、2)ヘーラー女神、3)ポセイドーン、4)デーメーテール女神、5)ヘスティアー女神の5に、第二世代の神として、6)アポローン、7)アレース、8)ヘルメース、9)ヘーパイストス10)アテーナー女神11)アプロディーテー女神12)アルテミス女神の7である。また、ヘスティアー代わりにディオニューソス十二神とする場合がある。ハーデースとその后ペルセポネーは、地下クトニオス)の神とされ、オリュンポスの神ではないが、主要な神として、十二神のなかに数え場合がある。 それぞれの神は、崇拝根拠地を持つのが普通で、また神々習合起こっているとき、広範囲にわたる地方神々取り込んだ神は、多く崇拝根拠地を持つことにもなる。アテーナイパルテノン神殿小壁には、十二の神の彫像刻まれているが、この十二神は、上記の一覧と一致している(ディオニューソス十二神入っている)。

※この「十二の神々」の解説は、「ギリシア神話」の解説の一部です。
「十二の神々」を含む「ギリシア神話」の記事については、「ギリシア神話」の概要を参照ください。

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