モハ115・114形3500番台とは? わかりやすく解説

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モハ115・114形3500番台

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 14:18 UTC 版)

国鉄115系電車」の記事における「モハ115・114形3500番台」の解説

モハ115形3500番台 車内 3000番台(左)と3500番台(右)ジャンパ栓周辺 モハ114-3500番台モハ114-3514)走行音 この音声映像がうまく視聴できない場合は、Help:音声動画の再生ご覧ください1991年平成3年)に221系増備に伴い117系JR京都線JR神戸線での新快速運用縮小された。これにより一部編成は6両から4両に短縮し山陽本線岡山地区快速サンライナー」や福知山線JR宝塚線)・奈良線転用し余剰となった中間電動車ユニット山陽地区残存し非冷房車置換え名義本系列に編入改造した番台区分である。 当初11ユニット22両が、2001年平成13年)には3ユニット6両が改造され2007年現在14ユニット28両に施工された。7ユニット下関総合車両所3000番台クハと、残る7ユニット岡山電車区3扉クハ編成組成する本系列と117系補助電源電圧異なりジャンパ連結器も本系列のKE76形3本に対して117系はKE96形1本であるなど互換性がない。このため、M'車からのサービス電源供給にはクハ115形に降圧装置取り付けならびに端部ツナギ改造したうえで、KE76形とKE96形を直接接続可能な特殊引き通し線を装備する連結相手側の車両非冷房車場合余ったジャンパケーブルを格納するため、KE76形用のジャンパ栓受も取り付けられた。引き通し線は変更されておらず、制御回路117系同一である。 元々CS15形とCS43形の制御回路互換性があったため可能となった改造だが、1961年昭和36年設計CS15形と1979年昭和54年設計のCS43形ではマスター・コントローラー操作対す応答速度に差があり、MM'ユニットに本区分番台それ以外本系列を併結した場合起動時いわゆるドン突き衝動」が発生しやすい。 パンタグラフ種車の関係でモハ115形搭載される。側面行先表示器本系列とは互換性がないため岡山電車区所属車は改造時点では使用停止とされ、広島運転所所属車は本系列用に交換いずれも行先標受けが設置された。なお、車内側のドアはもともと白系化粧板張られていたが、体質改善工事施工時に本系列に合わせたステンレス無地変更された。 岡山所属車は後にLED方式表示器に交換し、扉間のクロスシートは4列分の残して117系300番台同様にロングシート化された。 2005年平成17年)より30N体質改善工事開始し2009年平成21年)度に全車施工完了した。この工事117系時代の新鮮外気導入装置撤去され外見上は3000番台同一になった。内装面では、座席配置フラット天井冷房吹出口形状照明灯カバーいずれも種車のままであり、特に天井見れば判別は容易である。 モハ117・116-17・21・232527・2931・33353739303315316モハ115・114-3501 - 3514

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