マクロ文とは? わかりやすく解説

マクロ文

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/24 12:06 UTC 版)

World Wide Adventure」の記事における「マクロ文」の解説

マクロ文とは、Ver3.00から実装された機能であり、メッセージ部分に以下のような文を記述することで、通常の機能ではできない設定ができる。なお、

以外のマクロ文の先頭には、$をつけなければ動作しないメッセージ複数ページ化 -

このマクロ文は、

をつけた行の前と後をページ分けする。複数記述すれば、3ページ以上に分割が可能。このマクロ文を使うと、大文字アルファベットがすべて小文字になる。 コメント - このマクロ文を記述すると、以降部分は、WWAプレイした際には表示されず、マップ作成ツール上でのみ表示される主人公画像の変更 - $imgplayer=x,y このマクロ文は、主人公画像変更することができる文である。xとyの部分には画像座標が入る(この座標ピクセル単位ではなくパーツ(40x40px単位一片)単位なので注意)。座標は、一番左上を(0,0)として表す。指定した座標から右に8パーツ分は主人公画像として使用されるYesNo画像の変更 - $imgyesno=x,y このマクロ文は、Yes、Noの画像変更することができる文である。xとyの部分には画像座標が入る。指定した座標から右に4パーツ文はYes、Noの画像として使用されるHP最大値の変更 - $hpmax=***** このマクロ文は、主人公生命力最大値設定ができる文である。他の生命力設定とは違い設定可能な数値の上限がない。また、0と設定すると、最大値の上限がなくなる。 セーブ禁止、許可の切り替え - $save=1or0 このマクロ文は、セーブ禁止許可切り替えることができる文である。1でセーブ禁止、0でセーブ許可アイテムの強制所持 - $item=x,y このマクロ文は、アイテム強制的に持たせる文である。文を複数連ねることで、複数指定することも可能。x、yの部分は、座標設定だが、他と違い、x=格納させるアイテムボックス、y=持たせるアイテム物体番号になっているまた、指定したアイテムボックスに他のアイテムが既にあった場合はそのアイテム消去される。したがって、yを0にすると、指定したアイテムボックスにあったパーツ消去することができる。xを0にすると、アイテムボックス空いているマス格納される。 アイテムパーツに限らず全種類パーツ持たせられ、このマクロ分でアイテム持たせた場合アイテム格納モーション発生しないイベントパーツ強制消去の設定 - $default=1or0 このマクロ文は、物体パーツ主人公と同じ座標出現しイベント起こした後にそのパーツ消去するかしないかの設定ができる文である。1では消去されず、0だと消去される背景番号0の通行設定 - $oldmap=1or0 このマクロ文は、背景番号0のパーツ通行可、通行不可切り替えることができる文である。1で通行可、0で通行不可。Ver2.94以前背景番号0のパーツ通行できたが、Ver3.00以降通行不可になったため、旧バージョンとの互換性維持のために作られた文である。 Ver3.10からはさらに以下のコマンド実装された。特に説明のない限り、1or0は1で背景パーツ、0で物体パーツとなる(物体パーツ使用する場合省略可)。 パーツ変換 - $parts=x,y,1or0 このマクロ文は、マップ上配置されパーツ別のパーツ変換する。xの部分には変換元のパーツ番号が、yの部分には変換先のパーツ番号が入る。また、1or0のあとに1と入力すると、現在表示されているマップのみに適用される(この場合1or0は必須)。 物体パーツの動作 - $move=x これまで物体パーツを動かすにはプレイヤー動かし続ける必要があったが、このマクロ文は実装されたことで、プレイヤー動かさず物体パーツを動かすことができるようになった(ただしその間プレイヤー動けない)。xには物体パーツ移動させる回数が入る。 プレイヤー画像の消去 - $delplayer=1or0 このマクロ文は、プレイヤー画像消去する。1で消去、0で表示するデモシーンなどでプレイヤー表示させたくないときにはこれまで物体パーツで隠すか、$imgplayerで透明の画像を選ぶしかなかったが、面倒なのでこのマクロ文が作られた。 ゲームオーバー座標の変更 - $gameover=x,y このマクロ文は、HPが0になったときに飛ばされる位置変更する。x,yにはマップ座標が入る。 アイテム格納モーションの禁止 - $effitem=1or0 Ver3.10からはアイテムをとった時にパーツアイテムボックス移動するようになったが、このマクロ文は、そのモーション無効化する。0で無効、1で有効。これを指定するステータス変化したときにステータス押しボタン状態になるのも同時に無効化される。 ゲームによってはアイテムボックスを顔表示などに使用している場合があるため、それに対応するために実装されたマクロ文である。 エフェクトの表示 - $effect=a,x,y このマクロ文は、画面全体エフェクト画像表示する。aには待ち時間(1/10秒単位)が、x,yには画像座標が入る。このエフェクト最大4つまで設定でき、それらの画像アニメーションさせることもできる顔窓の表示 - $face=a,b,x,y,x',y' このマクロ文は、顔窓を表示する。a,bには顔窓を表示させる位置ピクセル単位)、x,yには表示させる画像座標、x',y'には画像縦横の幅(パーツ単位)が入る。これを使えば会話イベント作れる。 プレイヤーの方向を基準としたパーツ配置 - $dirmap=x,y,1or0 このマクロ文は、プレイヤー進行方向パーツ配置する。xにはパーツ番号、yにはプレイヤー座標を0とした相対座標が入る。yをマイナスにすれば後方配置できる。 マップ上にパーツを配置 - $map=a,x,y,1or0 このマクロ文は、マップ上特定の座標パーツ配置する。aにはパーツ番号が、x,yにはマップ上座標が入る。「指定位置パーツ配置」と機能同じだが、選択肢パーツでは文章表示したときに発動するところが異なる。 クリック型アイテムの枠の変更 - $imgclick=x,y クリック型のアイテムには赤い表示されるが、このマクロ文は、この赤い変更できる。x,yには画像座標が入る。 フレーム画像の変更 - $imgframe=a,x,y このマクロ文は、メイン画面外のシステム画像変更する。aには変更するシステム画像の種類(0で生命力、1で攻撃力、2で防御力、3で所持金、4でステータス、5でアイテムボックス、6でメイン画面)、x,yには画像座標が入る。 攻撃エフェクトの変更 - $imgbom=x,y このマクロ文は、戦闘時攻撃エフェクト変更する。x,yには画像座標が入る。 ステータス値の指定 - $status=x,y このマクロ文は、ステータス数値強制的に変更する。xには変更するステータス(0で生命力、1で攻撃力、2で防御力、3で所持金)、yには変更後数値が入る。

※この「マクロ文」の解説は、「World Wide Adventure」の解説の一部です。
「マクロ文」を含む「World Wide Adventure」の記事については、「World Wide Adventure」の概要を参照ください。

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