ヘルメット党
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 00:28 UTC 版)
世界各地で海洋テロ活動を行う秘密結社。ルドルフ・ヘチが総統。その最終目的は世界征服でナチスドイツとの関係が示唆されている。本部は日本海溝のさらに地下にある。潜水艦隊や潜水空母、水爆ミサイル、陸軍などを保有。エンブレムはバルケンクロイツを基本に、棒を1本減らしてY字型に変形させたもの。
※この「ヘルメット党」の解説は、「潜水艦スーパー99」の解説の一部です。
「ヘルメット党」を含む「潜水艦スーパー99」の記事については、「潜水艦スーパー99」の概要を参照ください。
ヘルメット党
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 00:28 UTC 版)
ルドルフ・ヘチ 世界征服を企むヘルメット党の総統。ヒトラー総統を尊敬し、生まれはドイツだが、今は「世界中が敵」と語る。しかし、これは対外的な偽装で、秘密室の通信機に付いた粘液からヘチ自身が地底海人であった可能性もある。 性格的には気分屋で「何でも適当に決める」性分である。一人称は「わし」。 沖博士の奸計で潜水艦隊と党本部を失い、地底海へ撤退して再起を図るが、99に敗れたU-13の艦内で瀕死のゼス人から逆襲の銃撃を浴びて絶命する。 カルカノ少佐 U-888の艦長。イタリア人。小心者でどこか抜けている。ススムをヘルメット党本部から沖海洋研究所まで運ぶ途中で99と交戦、降伏。以後は沖博士達の計略にいやいや協力させられた。 ヘルメン ヘルメット党の軍医。大きな眼鏡をしていて奥の目は見えない。人を食ったような性格。そのためにU-888が99に拿捕される遠因を作った。以後は沖博士達の計略に協力したらしい。ハイムマンとは知り合いでススムの九九式ライフルを届けようとしていた。 ワルター・フォン・モーゼル提督 ヘルメット党海軍潜水艦隊司令長官。ドイツ出身。第二次大戦からの歴戦の老潜水艦乗り。最初に完成したスーパー100の艦長に任ぜられる。誇り高く、したたかな性格。「勝利か、しからずんば死か。だが、間違ったことのためには戦わない」という主義を持つ。ヘチの背後に何者かがいると知ってからは、沖博士達の計略を見て見ぬふりをした。 党員からの人望も厚く、ヘルメット党本部で抵抗を続ける兵士達も彼の演説を聞いて戦闘を放棄した。本部降伏後は99に同乗。ヘチとの最終決戦後に「何も知らずヘチに従っていた自分が許せない」と愛銃で自決。第二次大戦から愛用していた拳銃ワルサーP38を唯一の肉親である弟に渡すようススムに頼んで事切れた。 クロイツ・H・ハイムマン ヘルメット党日本支部長。諜報活動に従事していた。表向きは西ドイツのスピーケル新聞社の極東特派員。だが本物のハイムマンは一年前に事故で死亡しており偽名である。 最初は顔も名前も分からぬ謎のダイバーとして登場。なぜかたびたびススムと99の危機を救った。 アジトは沖海洋研究所から5キロ離れた変わった形の屋敷。その実体はMG42マシンガンなどで武装した要塞であり、堀川署長が警官隊を突入させても揺るぎもしなかった。ただし原因不明の津波でアジトは壊滅(後に国連軍の艦隊をヘルメット党が水爆で全滅させたのが原因と判明)。ススムに「ヘチの背後に本当の敵がいる」と告げ「私にはまだやらねばならないことがある」とアクアラングを装備して海中に飛び込んで別れた。 趣味でライフルを集めており、ススムが五郎から託された九九式ライフルを欲しがっていた。作中では誰よりも早くゼス人の存在に気付いていたらしく、ススムと99を助けたのもそのためらしい。実はモーゼル提督の弟。 ゼス人 地底海人。二人登場するがどちらも名は語られず、ヘルメット党の士官制服を身に着けていた。 一人は被弾した大型潜水艦の乗組員で、自艦内に発生したガスによる中毒で99艦内に収監され、その正体を暴かれた。後に99艦内で破壊工作を行うが、魚雷被弾の衝撃で死亡。 もう一人はゼス皇帝から派遣されていると思しき高級将校で、ヘチのU-13号に乗り組んでいた。しかし、ススムを地獄への道連れにU-13を99へ体当たりさせようとするヘチの狂気を見て「こんな残酷な戦いを皇帝陛下は望んでいない」とヘチに停戦を命令するが、逆上したヘチに撃たれる。死んだかと思われたがヘチを背後から銃撃して倒し、ススムにゼス皇帝の意思を伝えて逝った。
※この「ヘルメット党」の解説は、「潜水艦スーパー99」の解説の一部です。
「ヘルメット党」を含む「潜水艦スーパー99」の記事については、「潜水艦スーパー99」の概要を参照ください。
ヘルメット党
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 00:28 UTC 版)
ヘルメット党の潜水艦は本部のある日本海溝の底、1万メートル以上(U-13を見る限り、確実に2万メートル以上)まで潜航可能。
※この「ヘルメット党」の解説は、「潜水艦スーパー99」の解説の一部です。
「ヘルメット党」を含む「潜水艦スーパー99」の記事については、「潜水艦スーパー99」の概要を参照ください。
- ヘルメット党のページへのリンク