パイレーツ選手の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 23:53 UTC 版)
「千葉パイレーツ」の記事における「パイレーツ選手の関係者」の解説
富士 一鉄(ふじ いってつ) 一平の父親。謎の奇病「突発性インキンタマ炎」を患い、普段は臥せっている。一平に輪をかけて熱血漢で、家からは気合がオーラのごとく漂っている。病気を患っている割に体には大リーグボール養成ギプスを付けている事が多い。名前は星一徹から。右投げ。パイレーツの臨時コーチ(背番号なし)をつとめたこともある。家族ともども柏在住。他に母、弟、妹がいる。 松本 菜津美(まつもと なつみ) 一平の高校時代のクラスメイトでガールフレンド。父親の仕事の都合でアメリカに渡ってしまう。いいところを見せたい一平が大奮闘をしたために、出発の日はパイレーツが久々に勝利した。のちに一時帰国。 千葉 久美子(ちば くみこ) 千葉修作の最愛の妻で、旧姓は深松(ふかまつ)。山武天津小湊松戸農林高校で修作らの2年後輩。パイレーツのマスコット的存在で、ほぼ毎試合ホームゲームは見に来ていたり、キャンプなどの時にはよくお手伝いに来る。連載当時のトビラによると、男子大学生読者に人気があったとの事。連載後半の「農協の日」に行われた演芸会で選手たちが演じた刑事ドラマでは、旧姓で警察職員のような役柄で犬井にお茶を手渡すシーンが描かれている。 深町 総一郎(ふかまち そういちろう) 日本最大の発行部数を誇るスポーツ新聞『呆痴新聞』(『報知新聞』のもじり)の隣にある、日本最低の発行部数を笑われている『じゃんぷスポーツ』の熱血新人記者。編集長(顔は西村繁男にそっくり)により不幸にも「パイレーツ番」を任されてしまった記者は、選手たちに毒されておちゃらけた性格になり1年で交代、というのが通例だったようだが、彼だけはまともな性格を保ったまま、連載終了時(及び番外編)までパイレーツ番を続けた。パイレーツのメンバー以外で沢村真の秘密を唯一知る人物で、真子に対し好意を持つ。最終的には真子と交際している。早稲田大学文学部卒(当時の『週刊少年ジャンプ』編集部に早稲田大学出身者が多かったことから)。 松原 泉(まつばら いずみ) パイレーツの英光寮で住み込みで働く。「新潟県から出てきて東京で就職したと思ったら、ホンコンやマカオに売られた」という不幸な経歴を持つ、という偽りの設定で、本当はライバル球団の東海イーグルスから送り込まれたスパイ・001。富士一平をたらし込むことが任務だったがなぜか猿山にときめきを感じ、イーグルスを裏切って英光寮に住み着いてしまった。 村田(むらた) 元粳寅組の組員で、満次の付き人的存在。満次曰く「橋幸夫に似ている」。満次を射殺しようとした鯉の放つマシンガンの餌食に身代わりになったり、ヤクザ時代の習性で「親分」と呼んだ直後に満次に刃物を突きつけられ、殺害されるなど、劇中で何度も死んでいるがそのたびに生き返り、しまいには死んでもすぐ生き返ることが特技になってしまった。 鯉(こい) 粳寅邸の庭の池に棲む鯉。最初のころは餌をやっている満次の指を噛む程度だったのが、だんだんエスカレートして沢田研二の「TOKIO」の物まねをしてみたり、爆弾を投げたり(その光景をコイと戯れていると勘違いした満太郎は、鯉が投げ返した爆弾の餌食になり、ヤケドを負っている)機関銃を乱射して満次の命を狙ったりと、人間顔負けの行動をするようになった不思議な鯉。機関銃を乱射したときは、満次をかばった村田が犠牲になり、改めて満次を狙おうとするが慢心から足(尻尾)を滑らせて池に落ち、魚類でありながら溺死するという最期を遂げた。また例によって村田は後の回で生き返った。 粳寅 満王(うるとら みつお) 満次の父(つまり満太郎の祖父)で、かつて「ウルトラマンキング」と呼ばれた、全国有数の極道。しかし満太郎が満次の堕落を報告しようとしても、「ワシも今どき極道はやめた」と語り、ウルトラマンキングのお面をかぶって笑うほどボケていた。後述の番外編でも登場。初出では「満夫」となっており、初出と二度目以降では顔(髭の形等)も異なる。
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