大リーグボール養成ギプス
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「巨人の星」の記事における「大リーグボール養成ギプス」の解説
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大リーグボール養成ギプス
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「大リーグボール」の記事における「大リーグボール養成ギプス」の解説
左投手用 一徹が作成したバネを使用した上半身強化用の器具。装着するとバネが常に腕を逆方向に引っ張り、強い筋肉を鍛えることができる。また腕に頼らず全身を使って投球することを学ばせる狙いもある。飛雄馬は一徹の命令でピッチング練習中はおろか、日常生活の中でもギプスを装着しており、その甲斐あって代名詞ともなる豪速球を身につけた。 反対側の腕も引き手は重要とし同時に鍛え、右投手として再起した際も左並の速球を投げることができた。 打倒ギプス 中日のコーチに就任した一徹が、打倒飛雄馬・大リーグボール一号のためオズマに与えた強化ギプス。養成ギプスよりバネの数が大幅に増えており、強靭な肉体を持つオズマですら、当初はバットを振るのに難儀していた。克服後、バットを3本持っての素振りの軌道が見えないほど速い「見えないスイング」を身につけた。アニメではオズマの死後に母親より「一徹に返すように」と飛雄馬の元に送られている。 『新・巨人の星II』では花形が自らの野球人生を懸け、一徹とコンビを組み打倒蜃気楼の魔球の特訓に使用した。バネの数は減っており、養成ギプスと同じ本数である。「ツバメ返し打法」を完成したが、魔球を打った反動で全身の筋肉がボロボロとなり、再起不能となってしまった。 右投手用 『新・巨人の星』に登場。飛雄馬は右投手として再起するも物凄いノーコンであったため、これを克服するために一徹が作成した。主に下半身、特に足腰を鍛えることに主眼が置かれており、シーズンオフ中の短い期間でノーコンを克服した。 河崎実と重いコンダラ友の会著『「巨人の星」の謎』と柳田理科雄著『空想科学漫画読本』では、バネが身体の一部を挟む危険性を指摘している。原作を元に検証した柳田理科雄は、バネは肩と手首を繋ぐように関節を1つ跨ぐ形で着けるべきで、しかも常時着用でなく時々、定期的に短時間ずつ使うのが効果的としている。したがって漫画の通りのギプスを常時着用しなかった花形は賢明だったとのこと。
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