バーゼルラント邦国
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「軍靴のバルツァー」の記事における「バーゼルラント邦国」の解説
フランク・フォン・バウマン バーゼルラント邦国王立士官学校の校長。気の良い老人だが、バルツァーが来校してから立て続けに発生する騒動に頭を痛めている。 ハイコ・ゲルバー 士官学校の教頭。校長と共に、バルツァーが来校してから立て続けに発生する騒動に頭を痛めている。さほど表に出さないが、ややバルツァーを煙たがっている節がある。 フランツ・テオドール・ビンケルフェルト バーゼルラント王室の第一王子。保守的かつ懐古趣味な人物で一切の変革を嫌い、軍制改革のために王室の財産を消費する弟のアウグストとは対立しているが、結果としてその保守性がヴァイセン製品の流入により生活が圧迫されている国民からの支持を集めている。正体はアウグストと同様にビンケルフェルト王家の人間ではなく、誘拐された本物のフランツの身代わりとして用意された孤児。その素性を知るルドヴィカの傀儡になっている。 中世ヨーロッパの王侯の服を身に纏い、居城の衛兵には(中世ヨーロッパの騎士が使っていたような)全身を覆う鎧、お付きの侍女たちには神話世界の女神の衣装を着せる懐古趣味を持ち、アウグストからは「中世仮装趣味の夢想家(コスプレのオタク)」と言われている。幼いころに重度の吃音症にかかり、演劇の稽古で症状が改善したと語られていること、普段は流暢に話すことができるが、洋装の際は言葉がつかえ気味になることから、吃音症改善の意味合いもあるようである。 戦術の知識はほとんど無く、圧倒的多数の北部軍に正面から決戦を挑もうとするなどしている。レンデュリック大佐は事前の情報として、精神障害を煩っていると聞かされていたようである。 アイヒホルン3世 第8代ヴェルフ侯爵、ヘルムートの父。バーゼルラント内戦では南部貴族連合軍の中心人物としてフランツ軍に参加する。内戦終盤にフランツを戴冠させバーゼルラント南部の分離独立を画策するが、アウグスト軍の攻撃を受け失敗。フランツや南部貴族と共に脱出を図るが、ヘルムートの部隊に捕捉され射殺された。 ヨハン・ゲオルク・フォン・ブライトナー 第10代ブライトナー伯爵、ユルゲンの父。ヴェルフ家とは長年交流があり、バーゼルラント内戦ではフランツ軍に参加する。ゴルシュタットの戦いでアイヒホルン3世たちと共に脱出を図ったところをヘルムートの部隊に射殺される。
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バーゼルラント(Baselland)邦国
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国章はグリフォン。50年前の諸国民戦争により大帝国から分邦した国。ヴァイセンとは言語や人種が同じ「同胞」である。病弱の王によりヴァイセンが所属する関税同盟に加盟し、同度にヴァイセンより軍事支援を受ける取り決めとなった。これを根拠に士官学校にバルツァーが赴任し、北部国境付近にヴァイセン軍が駐屯することになった(後に駐屯軍は撤退)。独立以降、戦火に晒されることがなかったため、穏やかな国である反面ヴァイセンより後進国であり、鉄道は無く、未だに馬車が主流。
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