ハプキドー側の主張要約とは? わかりやすく解説

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ハプキドー側の主張要約

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/19 19:56 UTC 版)

ハプキドー」の記事における「ハプキドー側の主張要約」の解説

崔龍述(チェ・ヨンス、Choi Yong Sul)(1904年-1986年)は韓国ハプキドー創始者関係者からは道主(Doju)(創始道主、Grandmasterとも)と呼ばれる1904年明治37年日韓併合直前韓国忠清北道永同郡生まれ8歳の頃(1912年明治45年))日本人菓子商人モリモト誘拐され日本門司にやってきた。子供のなかったモリモトチェ養子にするつもりだったが、チェ日本人になることをいやがり泣き喚いて抵抗したため、諦めざるを得なかった。チェモリモトところを飛び出して物乞いのような生活しながら大阪まで歩いて旅をした。そこで警察補導され僧侶ワタナベキンタロー に身柄預けられるチェ日本語がうまく出来なかったため、ほかの子供たちと問題起こし正規教育を受けることも出来なかった。一方でチェ寺院にあった武道合戦絵図強く魅かれるワタナベはそれを見てチェ11歳1915年大正4年))のとき親友高名な武術家武田惣角にあずけることにする。 チェは「ヨシダアサオ(吉田朝男)」 という日本名与えられ秋田 にある惣角の道場自宅寝食ともにする以来終戦の年まで惣角の身の回り仕えると同時に大東流合気柔術指導助手 として全国旅することになる。1932年昭和7年28歳時には師匠代理ハワイでの演武会 に責任者としてほか4人を連れて参加した。また戦争中は軍の委託脱走兵捕獲する仕事 をしていた。惣角の弟子これほど長く教え受けたのは他になく、チェは3808ヶ条 ある大東流の技の全て伝授され唯一の弟子となった第二次世界大戦日本不利になると軍はゲリラ戦準備始めた高名な武術家集め本土決戦為の特殊部隊作り始めたのだ。チェはそれに志願しようとしたが、惣角はチェ簡単な外科手術のため入院させ、入隊させなかった。万が一チェ戦死する大東流道統途絶えてしまうからである。チェは惣角が自分大東流後継者指名したことを知った1945年昭和20年日本降伏すると惣角は敗北を恥として、食を断って自ら命を絶つ死の直前、惣角はチェ韓国に戻ることを命じた。もしチェ日本残り大東流後継者を名乗れば日本人恨みを買い、やがて命が危ないと考えたからだった。 チェは惣角を看取る韓国戻り本名チェ・ヨンスに戻る。しかし終戦混乱期、全財産と惣角からもらった伝書一切盗難によって失ってしまう。チェとその家族大邱市米菓焼いて生活をすることになる。 1948年昭和23年チェ44歳)は飼っていた豚に食べさせる穀物搾りかすを買うため、大邱醸造所訪れた食糧難時代長い行列出来ており、行列割り込んだ割り込まない、と喧嘩始まったチェはそれを大東流の技であざやかに収めた。それを見ていたのが醸造所経営者息子でそこの責任者だったソ・ボクソプである。柔道黒帯腕前を持つソはチェ使った技に興味持ち、すぐに呼び出すと醸造所一室試合申込んだ大東流の技に感服したソはチェ入門し韓国での最初弟子となった1951年昭和26年2月大邱醸造所2階大韓合気拳術道場開設された。韓国ハプキドー産声である。

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