な‐ん◦だ
なんだ
[助動][なんだら|なんで(なんだり)|なんだ|なんだ(なんだる)|なんだれ|○]動詞型活用語の未然形に付く。過去の打消しの意を表す。なかった。
「実否ヲ未ダ決シサセラレナンダレバ」〈天草本伊曽保・イソポが生涯〉
「物しったり物しらなんだり、物しり物しらずさ」〈滑・浮世床・初〉
[補説] 語源は未詳。打消しの助動詞「ぬ」に「あった」の付いた「ぬあった」の音変化とみる説や、打消しの「なん」に過去の「た」が付いた助動詞からとする説など、諸説がある。室町時代から江戸後期まで用いられたが、江戸末期からは「なかった」がそれに代わった。現在では、主に関西方言に行われる。
なん‐だ【何だ】
読み方:なんだ
1 疑問を表す。「あの音は—」「それが—というんだ」
2 直接言うのがはばかられたり、適当な言い方が見つからなかったりする場合に、代わりに用いる語。「自分で言うのも—が、僕ならできる」「つまりは、—、もうやめたいということか」
なんだ【▽涙】
なんだ【難陀】
ナンダ
ナンダ
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