宇宙関連の人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 05:49 UTC 版)
エリオット 声 - 斎賀みつき 小さい頃からの女々の想い人で、エリオの父親と思われる人物。エリオが生まれる前に町を出たらしいが、真たちの通う学校の文化祭に突然訪れた。それ以前から女々や田村さん、山本さんの発言にて存在は確認されている。エリオの、髪から粒子が飛ぶような容姿は彼の遺伝子によるもの。女々や田村さん、山本さんは彼を昔から知っているが多くは語らないため、謎も多い。女々のことは確かに好きなようで、理想の恋人、として若かりし日の女々と思われる女性像を語っている。 『“探偵・花咲太郎”シリーズ』にて花咲太郎の同僚として探偵事務所で働いている。 星宮社(ほしみや やしろ) 声 - 井口裕香 草野球3日目に突然現れた宇宙服(っぽいもの)を着込んだ自称超能力者兼宇宙人の少女。ヘルメットをかぶっている(超能力を封印するためと自称)。ヘルメットを取った外見はエリオに似ているが、エリオよりも若干宇宙人寄りである。女々曰くエリオットを思い出させる容姿。髪の色は純白で、エリオの髪を粒子が飛ぶと評した真は「光そのものが周囲に無軌道に飛び交う恒星のような容姿」と評した。エリオにかなりの興味を示しており、エリオをストーカーのように追い回すこともある。また、真曰く「Sパー(スペシャルパー)」。神出鬼没だが軒下を好む習性があり、藤和家や前川家の軒下から現れることがしばしばあった。そのためか、軒下の無い田村商店の建物を一目見ただけで「くだらん建物」と言い捨てた。 宇宙服を着ている状態のときは「ナ ン ダ ヤ ル ノ カ」というように一音一音を区切って発音するが、あくまで本人の喉によるものなので、彼女が疲れて息切れしたり(本人は宇宙言語を再現する超能力を使い果たしたと自称)、単に面倒になったりすると普通に話すようになる。 夏祭りの夜に真のすぐ脇に隕石を落とした(本当に彼女の力によるものかは不明)後、姿を消していたが、実はかぐや姫の家の軒下に潜んでいたところを家主のかぐや姫に見つかり、「同じ宇宙人同士のよしみ」でかぐや姫の世話になっていたことがわかった。 ジェフ 本名は不明。中島にフラれて家出した流子が漫画喫茶で出会った少年。ジェフというのは、流子と出会ったときに名乗った偽名。尚、流子を「ポーラ」と呼ぶ。漫画喫茶では、18歳と嘯くが実際は流子より年下らしく少々童顔気味。エリオ同様髪から粒子を飛ばすレベルの美形(ただし髪の色は社に近い)。また、裸足でいることを好む点でもエリオと似ている。宇宙人を名乗り、町内にある天体研究所に囚われている仲間を助けに来たというが、その真偽は不明。事情により一人では帰れなくなった、として現在も町内に滞在中。 おっさん 本名は不明。小学生の頃、エリオが宇宙飛行士を目指して秘密特訓していた公園に突然現れたおっさん。よくジャングルジムの下に寝そべっている。いつも猫と一緒にいるが、飼っているわけではなく、食料を見つけてくれるので共生しているということらしい。 金を貯めて宇宙に行ったことがあるらしく、そこで自分は目標を失った、と少々無気力な雰囲気を醸し出していた。その後のエリオとのやり取りの中で活力を取り戻し、俺だってもう一度くらい、と言い残して公園からいなくなった。一緒にいた猫は公園周辺が気に入ったらしく公園に残っていたが、女々が自分の店に捨て猫として張り紙をしていたところ、貰い手がついた(遠江)。その後「招待状を拾った」として文化祭に訪れていた。 リトルスマキン 本名は不明。背丈は小学校高学年くらいで、布団を巻いている。多くの面において本家スマキンよりもハイスペックで、どういうわけか真を気に入っている。基本的に声を出さず、紙に言葉を書いて意思疎通を試みる。紙が切れると「紙が切れました。補充してください」のメッセージしか出さなくなる。宇宙に帰れなくなった宇宙人を自称しており、地球から宇宙へ行くには宇宙飛行士になるのが最も手っ取り早い手段だと考えている。真と共にエリオ同様自転車で空を飛び、落下。その後再度坂へ上り、素顔をさらしたのち閃光に包まれて消失した。
※この「宇宙関連の人々」の解説は、「電波女と青春男」の解説の一部です。
「宇宙関連の人々」を含む「電波女と青春男」の記事については、「電波女と青春男」の概要を参照ください。
- 宇宙関連の人々のページへのリンク