ダークキャッスル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 10:57 UTC 版)
黒の貴公子の本拠地。暗闇の洞窟を通りぬけると辿り着く。かつては光の城と呼ばれ、文字通り光り輝いていたが、現在では魔界の魔物が住む闇の城となっている。暗闇の洞窟の途中では邪眼の伯爵が、ダークキャッスルの最上階へ向かう途中の小部屋では美獣イザベラが待ち構え、ついに正体を現す。ここでは悪魔系のモンスターが多く出現する。
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ダークキャッスル
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魔界の新王である黒の貴公子を指導者とする者たち。地上を新たな魔界へと作り変え、新魔界の支配者を目論む。主人公にホークアイかリースを選択した場合、最終的な敵対勢力となる。 美獣イザベラ 声 - 南條愛乃 / 慶長佑香(LoV) 黒の貴公子に忠誠を誓う魔界の住人で、目的のためなら何者をも利用する。普段は美しい女性の姿を取るが、真の姿はその名の通り美しい銀色の体毛を持った獣。戦闘時、時折子猫のような姿になり攻撃してこなくなる。普段の姿は絶世の美女の姿でナバールの頭目フレイムカーンを操り、その息子イーグルまで操りホークアイにけしかけ死に至らしめた。その後、事実を知るホークアイは脱走したため邪魔者はいなくなり、ナバールを手中に納めた。その後、風の王国ローラントを攻め落としリースの父ジョスター王を殺害。そのためホークアイからは親友の仇であり、リースには父の仇として見られている。黒の貴公子を「私の全て」と告げるほど愛しており、闇と絶望に染まってしまった彼の心を救いたいと考えていた。地上を征服し黒の貴公子に捧げることでその心を満たそうとしている。最期の戦いに敗れた後は本心を主人公たちに語り、一人の女として一人の男を救ってあげたかったということを明かし、息絶えた。パーティーにホークアイかリースがいる場合は、彼女を倒した後で仲間の敵討ちを終えたことを独白するイベントが追加される。主人公がホークアイかリース以外の場合、マナの聖域を掌握できず黒の貴公子の復活が出来なくなったため、なおもマナの剣を欲する邪眼の伯爵を殺害し、黒の貴公子の面目を保つことで彼への愛を貫いた。黒の貴公子の次の体としてリースの弟エリオットを使おうとしたが、黒の貴公子を復活させることができなくなったためエリオットを無傷でローラントに送り返すなど一概に悪人とは言えない部分もある。 邪眼の伯爵 声 - 内匠靖明 赤い目と蒼白の肌が特徴的な、吸血鬼を思わせる魔界の住人。かつて自分たちを豊かな地上から追い落とし、闇の世界(魔界)に封じ込めたマナの女神を激しく憎悪している。人間を現世から一掃し、新たな魔界として魔物達の千年王国を築き上げるという黒の貴公子に同調して従っている。戦闘時はブラッディウルフとカーミラクイーンを従えている。 ナバールの城塞にいながら聖域のトビラが開かれたのを察知するなど不可思議な力を持つ。 ホークアイとリースが主人公の場合は闇の神獣撃破後に「暗闇の洞窟」で魔界の目的を話した後、用済みとなった主人公たちを排除するために襲い掛かってくる。敗北した際には自分が負けたことに驚愕し、消滅した。 主人公がホークアイかリース以外の時、他の勢力に敗北し黒の貴公子が死んだ後もマナの剣を奪い魔界を開こうとするが、黒の貴公子を慕う美獣によって殺害される。ホークアイかリースが主人公の時は一行の前に立ち塞がり、直接対決となる。その際に、かつて魔界の住人はマナの女神によって魔界へと封印されたことを語り、復讐のために行動していたことを明かす。戦闘では姿を消したり、瞬間移動したりなどトリッキーな動きを披露する。 黒の貴公子 声 - 近藤隆 魔界の王子。主人公にホークアイかリースを選択した場合、ラストボスとなる。 元々は「光の城」と呼ばれる城塞国家の王子として生まれたが、「国を滅ぼすと予言されていた運命の王子」として生まれため、生後すぐに国王により地下牢に幽閉されてしまう。やがて心が闇と絶望に染まった所を、その特異な素質を魔界の王に後継者として目をつけられ、魔界の力を与えられる。その力で国を滅ぼしたことで予言が実現してしまうこととなった。以後は光の城を闇の城「ダークキャッスル」と化し、魔界の拠点にすると今度は自ら神になろうと画策。力を与えてくれた魔王を自らの手で殺害し、名実ともに魔界の王となる。別次元に失われた闇のマナストーンを魔界から召喚したために一度命を落とすが、マナの剣により復活し、苦い記憶のある体を捨てエリオットの体へと移ろうと目論む。 美獣曰く黒の貴公子の心は未だに暗く闇に閉ざされたままとの事で、黒の貴公子に献身的に仕えていた美獣の事は何とも思っておらず、彼女の最期を知った際は「使えないヤツ」「あんな女の一人や二人はただの捨て駒」と吐き捨てている(美獣のはたらきがなければ、自身が復活する事すら出来なかったにも関わらず)。それどころか主人公たちの方が使えそうだと言って配下に勧誘してくる。 ラストバトルではアークデーモンに変身する。肉体を石化して物理攻撃が一切通じない防御形態もとる。アークデーモン 自らを「魔界と人間界と聖域を統べる3界の王」と呼ぶ真の姿。ラスボスの中で最もトリッキーな戦い方を好み、一定時間無敵状態になったり、上述のように第二形態へ移行したりと長期戦を強いられる。地上を魔界に作り変え、魔界千年王国を建造しようとするも主人公たちの「希望」というマナの剣には及ばず敗北。孤独だったゆえに「仲間」を持たなかった彼は、消滅するその時ですら自身の敗因に気づくことはなかった。 なお、エリオットの肉体は戦いの最中フェアリーによって助け出され、憑依される前に地上へと送られた。
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