シード所有者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/17 07:15 UTC 版)
高城 九郎(たかぎ くろう) 主人公。母親の死後、父親と名乗るレメクに呼ばれ四辻学園に転校する。幼い頃から末未の存在を感じ取り、暗いところを怖がる。臆病で優柔不断な傾向にあるが、心優しく仲間想いで、いざと言う時に決断できる強い意志も併せ持っている。人間と不死族の共存を模索していく。母子家庭で育ったためか多少マザコンの気がある。レメクの用意した高級ホテルで暮らしており、仲間たちが寝泊りする事も。羨ましがられるが本人はホテル暮らしに馴染まないでいる。ポチ 声:高戸靖広 高城九郎の使い魔。この漫画のマスコット的存在。九郎の体内で便利道具を作って持ってくる。小さな鏡から身体を出しており、状況に応じて鏡の中に入る事ができる。人の死を見たがったり、無邪気で残酷な性格をしている。干からびて身体が崩れ鏡のみになるも、成長して再び現れた。九郎が麻央のシードと一つになった時に生まれた当初の姿に戻ったため、雌シードが干渉していたようである。 遠山 麻央(とおやま まお) 九郎のクラスメイト。四辻学園内に暮らしている。初めは兄に瓜二つの九郎を苦手としていたが、シードの本能で好意を持つようになる。雌シードとしてレメクより高城を選びシードを高城に渡す。足が速く、ネフェルティで戦うなど、運動神経に優れている。最後まで契約の指輪をはめる事はなかった。中学時代、白右に恋心を抱いており、白右と母が心中してしまった事がトラウマとなっている。王として甦った白右には複雑な感情を抱いている。小学校の頃にピアノの習い事をしていたらしい。ネフェルティ 遠山麻央の使い魔。身体を自在に変化でき、剣になったりテントのようになりテリトリーを張ったりできる。しかしシードの力はシードに対してのものであるため、不死族に対してはあまり効果的ではない。 伊勢 鉄三(いせ てつぞう) 九郎のクラスメイト。自己中心的で傲慢。以前は継子とバンド活動をしていた為、同学年の女生徒にファンがいるほど人気がある。母親がレメクの選んだ女性ではないので、シードとしては弱い。古林マリと付き合っているが本心では継子に屈折した愛情を抱いている。病院生活を送る継子を助ける為に不死族になろうとし、最終的には佐藤のイビルジーンを受け継ぐ形で不死族になり、第一世代にも匹敵する力を得た。 伊勢 継子(いせ つぎこ) 鉄三の姉。作曲の才能がある。四辻学園に通う予定であったが、白血病のため病院で入院生活を送っている。鉄三が預かったポチから話を聞かされ会ったことのない九郎に恋をする。鉄三とは違い以前から室井と面識を持っていたようである。鉄三のことはあくまで兄弟としか見ておらず、彼からの愛情を拒絶している。伊勢のイビルジーンを受け継ぎ不死族になる。不死族としても雌シードとしての性質からか、テリトリーに違和感を持っていた。 遠山 白右(とおやま しろう) 麻央の兄。九郎と瓜二つ。母親と共に飛び降り自殺したが、不死族の王として四辻学園でよみがえる。不完全な状態で目覚めさせられたので、不死族を創ることができない。睦月&那々を使いレメクを殺そうとするが失敗、全身に九郎のシードの力を受けボロボロになり、吉国に心臓を渡し消滅する。生前は親の愛を受けず育ったため、人の心が分からず本ばかり読む閉鎖的な少年であった。麻央には特別な感情を抱いていたが、王となってからはどうでもよくなる。人をフルネームで呼ぶ傾向がある。 高城 末未(たかぎ すえみ) 胎内にいるときにすでに死亡。精神だけは九郎の中で生き続けた。忘却の棺から九郎を助けるため消滅する。 睦月&那々(むつき&なな) 胎内にいるときに母親と共に死亡。四辻学園の地下墓地で封印されていたが白右の手によって解かれる。胎内にいるときに死亡したので使い魔と一体化している。
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