サンカヨウとは? わかりやすく解説

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さんか‐よう〔‐エフ〕【山荷葉】

読み方:さんかよう

メギ科多年草深山林下生え、高さ約50センチ盾形二つ深く裂ける。夏、白い6弁花を数個開く。実は黒紫色。


山荷葉

読み方:サンカヨウ(sankayou)

メギ科多年草高山植物園芸植物薬用植物

学名 Diphylleia cymosa subsp.grayi


サンカヨウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/09 10:06 UTC 版)

サンカヨウ
サンカヨウ(両白山地ニノ峰・2009年6月撮影)
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
: キンポウゲ目 Ranunculales
: メギ科 Berberidaceae
: サンカヨウ属 Diphylleia
: サンカヨウ D. grayi
学名
Diphylleia grayi
和名
サンカヨウ(山荷葉)

サンカヨウ(山荷葉、学名:Diphylleia grayi )は、メギ科サンカヨウ属多年草

分布と生育環境

本州中部以北から北海道大山サハリンに分布し、深山のやや湿った場所に生える[1]

特徴

高さは30~70cm。花期は5~7月。茎の先に直径2cmほどの白色のを数個つける。大小2枚つくフキのような形をしており、花は小さい葉につき、葉の上に乗っているように見える。大きい葉には花がつかない。花が枯れたあと、濃い青紫色の白い粉を帯びた実をつける。実は食用になり甘い。 雨に濡れると花びらが透明になる。花びらは乾くと白色に戻る。

解説画像

花と葉
2006年07月・富良野岳

2006年8月・尾瀬
大小2枚の葉と花
2008年6月・帝釈山
群落
2011年5月・伊吹山
濡れた花
2021年5月・泉ヶ岳

脚注

  1. ^ 『日本の高山植物』山溪カラー名鑑〈山溪カラー名鑑〉、1988年8月、p.431頁。ISBN 4635090191 



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