ゲーム経過
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赤の9番【隷従】一回目のゲーム 敗退したポケット:黒の12番【博愛】 倒したポケット:赤の9番【隷従】 赤の9番【隷従】小田かずさが黒の12番【博愛】今河美香を倒したゲーム。木下つくしが"ゲーム"に巻き込まれる内容。今河美香は小田かずさと木下つくしの会話から小田かずさがポケットであることを見抜く。屋上で会話していた二人の元にクラスの男子数人を引き連れてやってくる。ベッド一枚分の力を得てクラスメイトを操り小田かずさを屋上から"自殺"させようとする。が、つくしがプレイヤーとなり小田かずさにベッドしたことにより、一方的な展開ではなくなる。小田かずさは今河美香が操っていたクラスメイト達に対しベッド一枚分の能力を発動させて隷従させる。今河自身が【隷従】させられ【博愛】の力も通用しない。そして今河美香はフェンスから飛び降りた。 赤の9番【隷従】二回目のゲーム 敗退したポケット:赤の11番【隔意】 倒したポケット:該当なし 赤の11番【隔意】三郷サチが自らの喉を刺して自殺したゲーム。ハンバーガーショップに居た木下つくしと小田かずみの元にとある幼女が登場する。その少女は赤の11番【隔意】だった。彼女につきそう末見というプレイヤーの説得に対し小田かずさは反対をするものの木下つくしは良心に耐え切れずOKしてしまう。黒の4番【貞淑】をはめる策略でその内容はまず、赤の11番【隔意】と末見が袋小路に黒の4番【隔意】を追い詰め挟み撃ちにする策略である。末見から連絡を受け木下つくしがベッドをした後二人は3人の元へ向かう。しかし赤の11番の元へ二人が行くと逆に挟まれる形になってしまう。そしてその後末見は黒の4番【貞淑】に1枚のチップをベッドした後赤の11番【隔意】に指示を出す。赤の11番【隔意】は懐からナイフを取り出し自らの喉にそのナイフを突き立てた。 末見の本当の目的は赤の9番【隷従】の力を奪うこと、つまり木下つくしのチップをすべてなくすことだった。 あらかじめ赤の9番【隷従】にチップをさせた後、赤の11番【隔意】をわざと敗退させることで木下つくしのチップをすべてなくす。そうすればその後赤の9番【隷従】にベッドするプレイヤーはおらず、楽に倒せるからだ。 赤の9番【隷従】三回目のゲーム 敗退したポケット:黒の4番【貞淑】 倒したポケット:該当なし プレイヤー・末見により黒の4番【貞淑】が刺されたゲーム。赤の11番【隔意】が倒された後、すぐに始まったゲーム。チップ2枚分の力を得た黒の4番【貞淑】は赤の9番【隷従】を倒そうとする。絶体絶命の中、二人で逃げながら木下つくしは勝機を見出す。 末見と黒の4番【隔意】は木下つくしに呼ばれてとある部屋に呼びこまれる。ベッドルームの様子を確認をした後二人は声のした部屋へと向かう。 その部屋に隠れているのが木下つくしだけだと判断した末見は木下つくしがおとりとなって赤の9番【隷従】を逃がしたと考える。赤の9番【隷従】の居場所を聞き出すため木下つくし追い詰める。まさに絶望的な状況に見えたがここで赤の9番【隷従】の力が発動する。 前回のゲームで木下つくしが失ったチップは3枚ではなく2枚だった。末見が確認した3枚のうち1枚は鳥仮面の男のものであったのだ。そしてその後木下つくしは鳥仮面の男にある賭けを持ちかけた。 白ネズミ(木下つくし)は1枚のチップを渡し、「猫の人(末実)が1ゲーム終了するまでベッドルームに現れなかったらそのチップは鳥仮面の男のもの」、しかし「もし猫の人(末実)が現れたら赤の9番にそのチップを賭ける」という賭けをした。 加えて白ネズミ(木下つくし)の作戦が成功すると考えた鳥仮面の男は便乗して1枚のチップを赤の9番【隷従】ベッドした。 その後末見に見切りをつけた黒の4番【貞淑】は【隷従】されながらもその場を去ろうとするも小田かずさに頬をぶたれる。憑き物が落ちたかのように落ち着きをなくした黒の4番【貞淑】はこうなった責任を末見に押し付ける。自分の無能さを指摘された末見は己の手にあったナイフを黒の4番【貞淑】の胸元に突き立てた。
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ゲーム経過
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『悪漢は道を阻み、高みを目指す者はそれを除く』 駒、向上が最初に止まったマス。ゲームの存在自体を疑っていた和水はあからさまな不良を見つける。それが悪漢だと思った和水は、その悪漢を向井歩美の目の前でやっつけることにより、昔の関係を取り戻そうとするが、返り討ちにあってしまう。そこを逆に向井歩美に助けられてしまう。 『恐怖は人知れず忍び寄るもの』 向井歩美がボコボコにした不良が仕返しにやってくると思った和水は先手を打つためにその不良を探す。しかしその途中で向井歩美に何をしているか問い詰められる。二人で言い争いをしていると、ターバンをかぶった男と白衣を着た少女と出会う。恐怖、のポケットの出会いであった。 『恐怖企みて向上消失す』 『恐怖は人知れず忍び寄るもの』からすべてのマスにこれが書かれていた。和水がチップを一枚払い運命測定機械から得た情報によれば「恐怖のポケットは計画している。向上のポケットを拉致するしようとしている」。本人に気付かれないように向井歩美を監視していたが、突如ターバンをかぶった男と再び出会う。和水は窮地に立たされたが、その場に現れた執事と少女の二人組に助けられる。この事象は未達成と判断され和水はチップを一枚失った。 インターバル 『恐怖企みて向上消失す』は未達成に終わったが、恐怖のポケットとターバン男の存在を脅威に感じた和水は共に戦ってくれる協力者を探す。スレッドを利用するうちに【山田係長】という名前の人物が和水に協力してくれるという。しかし協力と言っても彼の言うことを一方的に聞くということであり、和水は疑問に感じた。【山田係長】に指定された場所で待つ和水。そこに現れたのは、ターバン男と恐怖のポケットだった。しかしそれは【山田係長】の作戦だった。わざと掲示板にその場所を書いておき、ターバン男を誘い出すための罠だった。刑事である彼は彼を捕まえるために和水を囮にしたのだった。ターバン男、もとい持田八十吉には逃げられたが、恐怖のポケットは保護された。 『唯一の者との逢瀬こそ唯一の喜びとなる』 向井歩美が突如学校内で孤立する。学校内で流れる噂が原因であり「昔暴力事件を起こした」とか「後輩をいじめて転校させた」という内容だった。唯一のもの、が自分であればより親密になれるはずだが、そのために向井歩美がこんな状況になるのは和水には耐え難い。和水と元部だけは向井歩美の真実を信じ向井歩美を信じるが、しかし突如元部は手のひらを返したように向井歩美を避けるようになる。しかしその原因がとある脅迫者の仕業だと偶然知った和水は、その脅迫者の送り込んだ人の元へ向かう。それは三澄家の使用人、瀬場だった。和水の出したマス目の内容を知った瀬場は、その事象どおりに事を運べば華江と和水の縁談をなくなるため、このようなことをしたのだった。マス目に書かれた事象が実現できれば甘い蜜が吸えると主張する瀬場に対し、マス目に従わなくても自分で運命を決められると主張する和水。その決意を知った瀬場は策を完全に中止した。 『遊興の地にて、愛を唱える者から死に至る傷を受ける』 和水はもうこのゲームから手を引こうと考えたが、駒が勝手に動かされこのマスに止まってしまった。あきらかに無視できない内容なので、とにかく早く向井歩美に会おうと考えた和水は、待ち合わせをしている遊園地で三澄華江と瀬場に出会う。瀬場から爆弾の存在を聞かさしかもその犯人が向井歩美だと聞かされた和水は危険を顧みず遊園地で向井歩美を探す。そして向井歩美が【クジラ島】自分が調和のポケットということを知る。向井歩美が爆弾とは無関係だとすれば誰が?それは瀬場だった。瀬場が止まったマス『恋人たちの集う地にて、恋の終わりを知る』という事象が達成させるために、和水を殺そうと考えたのだった。しかしそこへ自分がポケットであるということ、瀬場がプレイヤーだということを知った三澄華江が現れ、和水を殺せば彼女を悲しませると悟った瀬場はもうゲームに関わらないと約束する。 ゲーム終了 和水や瀬場がゲーム参加の意思を失ったため運命測定機械が口を挟んできた。速やかにゲームを進めるため、すべてのプレイヤーにゴールを示す。最初にゴールしたポケット以外は世界から消去されてしまう。このままゲームが中断し続ければ誰も消えることはないが、万が一誰かがゴールしてしまえば……という疑心暗鬼にプレイヤーを追い込みゴールさせようという策だった。しかし和水の活躍によってすべてのプレイヤーが動きを止めた。これ以上続けても意味がないと運命測定機械はゲームの放棄を宣言する。このゲームは放棄し、また別の場所で新たなゲームを行うと知った和水は運命測定機械に勝負を持ちかける。そして和水はその勝負に勝った。運命測定機械にもうゲームは行わないと約束させて。そして『ライフ・マニピュレーター』は携帯端末から消えたのだった。
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