ゲームとしての特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 14:49 UTC 版)
「キングダム ハーツII」の記事における「ゲームとしての特徴」の解説
基本的なシステムは第1作『キングダム ハーツ』を基に、カメラワークの変更や新システムの導入など全体的にブラッシュアップされている。これにより第1作とは趣の変わった戦闘ができるようになり、戦略の幅が広がった。戦闘以外にも、第1作ではセーブポイントでしか変えられなかったパーティメンバーをどこでも変更できるようになったり、ダンジョンが単純化(それに伴いジャンプアクションも減少)、ワールド間の移動「グミシップ」がよりシューティングゲームらしくなっているなど、様々な変更点がある。 前作で「たたかう/まほう/アイテム/?(状況に応じて変化する)」だったコマンド欄は「たたかう/まほう/アイテム/ドライヴ」になり、「たたかう/しょうかん/チェンジ/れんけい」のコマンド欄に切り替えられるようにもなった。それらの新システムの中から、特筆すべきものを以下に記述する。
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ゲームとしての特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 14:53 UTC 版)
「キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ」の記事における「ゲームとしての特徴」の解説
本作の開発にあたり、最も重視されたのは「GBAで『キングダム ハーツ』らしい戦闘がどこまで作れるか」ということだった。劇中でも重要な役割を担うカードを戦闘に採り入れることは開発当初から決まっており、初めはカードゲームとしての比率が大きいゲームとして作られていたが、「KHらしくない」ことから段々とカードを使ったアクションゲームという方向にシフトしていく。その結果、KHの特徴であるアクション性の強いRPGとなり、「ゲームボーイ版KH」と呼ぶにふさわしいものに出来上がった。これらのシステムはリメイク作品の『Re:COM』になっても変わらず採用されている。 フィールドの移動中に敵と接触するとバトル画面に切り替わる、シンボルエンカウント方式がとられている。プレイヤーキャラクターのソラとリクは、移動とジャンプ以外の全ての行動をバトルカードによって実行することとなる。 カードの分類 武器(ソラはキーブレード、リクはソウルイーター)で攻撃するアタックカード、魔法を使うマジックカード、瞬時にカードのリロードなどを行うアイテムカード、一定時間または一定回数分の特殊効果を得るエネミーカード、バトル中にランダムに現れるフレンドカード、ボスとの戦闘中に条件を満たすことで現れるギミックカードの6種類。 デッキ プレイヤーキャラクターはアタックカード、マジックカード、アイテムカード、エネミーカードをまとめるデッキを持ち、どのカードをデッキに組み込むかを編集することができる(デッキの編集が行えるのはソラだけで、リクの場合は階層によってデッキの内容が固定されている。この決められたデッキでどう戦うかを考えるのもリク編の遊び方の一つである)。戦闘中にデッキのカードを使い果たした場合はリロードで使用したカードを補充できるが、リロードの回数を重ねるほどカードを補充する時間が遅くなる(リクのリロード時間は変わらない)。なお、デッキはハデスやフック船長、機関メンバーなどの人間型ボスも所持しており、デッキを所持していない敵より強敵となっている。 カードにはCPと呼ばれる数値が設定されており、強いカードや効果の高いカード、後述の数字の大きいカードほどCPが高くなる。デッキはCPの制限内で組まなければならないが、これはレベルアップで上限を増やすことができる。なお、前述のアタック・マジックカードにはCPが通常より低いプレミアカードが稀に存在するが、プレミアカードは一度使うとそのバトル中では使えなくなってしまう。 カードの数字 アタックカード、マジックカード、アイテムカード、フレンドカードには0 - 9の数字のどれかがついていて、数字の大きいカードほど有利になる。相手がカードを出している時に自分がそれより数字の大きいカードを出せば、自分のカードは相手のカードを打ち消して発動する(カードブレイク)。逆に相手の出したカードの数字より自分の出したカードの数字が小さければ、自分のカードは打ち消される(リフレクト)。ただし0は特殊で、先に出せばどんなカードにもカードブレイクされてしまうが、後から出せば後述のストック技やどんな大きい数字のカードでも必ずカードブレイクできるという性質を持っている。 ストック技 アタックカード、マジックカード、アイテムカード、フレンドカードはLボタンとRボタンを同時に押す(PS2版では△ボタン)ことでストックができ(3枚まで)、カードを3枚ストックしたところでもう一度LとRを同時に押すと、カードの組み合わせによっては強力なストック技が使える。ただしストック技のために使った1枚目のカードはそのバトル中ではもう使えなくなるため、使いすぎには注意が必要。組み合わせがストック技ではない場合は、ストックしたカードによる連続攻撃になるが、カードの数字は3枚の合計分として扱われるためカードブレイクされる可能性が少なくなる。前述のアイテムカードはこういった使い方をすると効果的である。前述のプレミアカードは、ストック技の2-3枚目に使用した場合は無くならない。 マップカード 上記のバトルカード以外に、マップの移動に使うのがマップカードである。マップカードは敵を倒したときに入手できる。それぞれの階層には決められた数の「部屋」があり、ソラとリクはマップカードで部屋を作って(ルームクリエイション)進んでいく。各々のマップカードには効力があり、部屋に敵が多く出現するようになる「ひしめく闇」や、宝箱からバトルカードを入手できる「やすらぎの宝」など、様々な種類がある。またそれぞれの階層にはイベントが発生する部屋があり、イベントカードと決められた種類のマップカードを併用することで入ることができ、それによりシナリオが進行する。 Dモード リクのみが持つ能力。リクがカードブレイクをしたりダメージを受けることでダークポイント (DP) が溜まっていき、DPが30以上になると発動。リクがかつて闇に囚われていた頃の姿に変化し、各能力が向上してストック技が使えるようになるなどの効果を持つ。発動後はカードブレイクをされたりダメージを受けることでDPが減っていき、DPが0になることで元に戻る。 またPS2版で追加された要素として、相手が出したカードを素早くカードブレイクすることによって増加するDPにボーナスが入るスピードブレイクがある。これを狙うことによりDモードへの変身を早く、多く行うことが可能となっている。 カードデュエル PS2版の追加要素で、リクのみが使える能力。相手が出したカードと同じ数字のカードを出すことによって開始し、制限時間内に相手の出すカードを全てカードブレイクすることができれば強力な技が発動して敵に大ダメージを与えることができる。しかし、失敗した場合はリクが気絶し一定時間無防備になってしまう。
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