ギタリストとしての高見沢俊彦とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ギタリストとしての高見沢俊彦の意味・解説 

ギタリストとしての高見沢俊彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/21 14:28 UTC 版)

高見沢俊彦」の記事における「ギタリストとしての高見沢俊彦」の解説

ギタリストとして高見沢を語る上で特筆すべき点は独特のアーミングである。高見沢場合音程の上下げの幅が大きく速い独特の音色多用する。また細かく速いアームヴィブラートも、ソロエンディングなどで多用するテレビ番組共演している浅倉大介取材で「ボクなりの解釈だと、ある意味シンセサイザーに近い。」「(高見沢さんは)ベーシックプレイもされると思うけど、ソロになると、ギター本来のとらわれないようなところがある。」と語っている。 彼のギターソロでは、以前起承転結のはっきりと作曲されメロディアスソロ多かったが、1990年代後半以降は、アドリブでインプロヴァイズしたフレーズ手癖的な運指での5連符や7連符など不規則なフレーズ用いることが多い。 レコーディングでは1959年ギブソン・レスポールスタンダードメインに、1961年ストラトキャスター1958年レスポールカスタムなどヴィンテージギターをふんだんに使用している。かつてこれらはライヴでも頻繁に使用していたが、ダメージ懸念し年々持ち出す機会減っている。また、坂崎同様、テリー中本のカスタムメイドアコースティックギター"Terry's Terry"を2本所有している。 ESP製作するギターはアルダーボディ、メイプルネック+ローズ指板フロイド・ローズライブではファインチューナーをビニールテープ固定している)セイモア・ダンカンピックアップ基本スペックとする。ダンカンフロイドローズ向けにポールピースピッチの広いTB(Trem Bucker)シリーズ用意しているが、高見沢敢えて標準シリーズ使用している。低め弦高を好む。最近はEMGピックアップ好んでいるようで、2010年頃から様々なギター装備されている。2017年には、新シグネイチャーモデル「SNAPPER TAKAMIY Custom」が発売された。SNAPPER-CTM24-FRをベースにしたギターで、ヘッドはリバースタイプ。ピックアップSSH配列セイモア・ダンカン製、ブリッジにはフロイドローズ向けのTBTB-16・The 59/Custom Hybrid Trembucker)を搭載している。 またステージで使用されるギターは、ボリュームトーンコントロール不用意に手に当たることで音色ボリューム変わってしまわないよう、回路バイパスしてダイレクト出力変更している(市販されているモデルについて回路バイパス行われていない)。近年では後述する「エンジェルギター」等のように、ピックアップセレクタースイッチ以外のコントロール排除した、完全なダイレクト出力ギター増えている。 2011年、ロックリッジサウンドジャパンより、高見沢監修関与した真空管アンプ搭載スピーカーギターアンプギター出力専用ドライバー備えたJam Tube」がリリースされた。iPadiPodとも連動し出力される音源ライン接続楽器演奏しながら利用することが可能。 エフェクター一時シンプルにしようと考えたというが、現在はラック組み込んだエフェクター巨大なクローゼットのようにステージ横に積み上げられる。複数ギターステージで使い分けるため、ワイアレスシステムを含め必然的に複数系統で鳴らすため巨大なラックとなっている。新しエフェクターを見つけると、何らかの形で取り入れ傾向が強い。イーブンタイド社のウルトラハーモナイザーや、デジテックのワーミーなどがそれである。レコーディング効果的に使用したり、ライブでは突拍子もない音を出したり、劇的な効果与えてギターソロを盛り上げるファクターとして使用するが、本人として基本的にアンプで音を作るのが理想だという。またジミ・ヘンドリックス使用していたVOXワウ・ペダル所有しており『とんねるずのみなさんのおかげでした』で披露したこともある。 アンプマーシャル、Peavey5150、ハイワット等、ハードロック適したものを使用している。 1990年代後半以降ライブではエレクトリックアコースティックギターとのハウリングを防ぐため、アンプ使用せずマーシャル流れを汲む"Bogner"(ボグナー)のキャビネットエフェクター組み合わせて使用している。 他のアーティストシグネチャーモデルへの造詣も深い。ジミー・ペイジエリック・クラプトンジェフ・ベックブライアン・メイロイ・ブキャナンアルヴィン・リーニール・ショーンピート・タウンゼントジョン・サイクスエドワード・ヴァン・ヘイレンジェームズ・ヘットフィールドカーク・ハメット、ジミー・ウォレス、ゲイリー・ムーアドン・フェルダーデイヴ・ギルモアジミ・ヘンドリクスザック・ワイルドバケットヘッドThe Ventures加山雄三等のシグネチャーモデル使用している。

※この「ギタリストとしての高見沢俊彦」の解説は、「高見沢俊彦」の解説の一部です。
「ギタリストとしての高見沢俊彦」を含む「高見沢俊彦」の記事については、「高見沢俊彦」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ギタリストとしての高見沢俊彦」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ギタリストとしての高見沢俊彦」の関連用語

ギタリストとしての高見沢俊彦のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ギタリストとしての高見沢俊彦のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの高見沢俊彦 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS