キュアローズガーデン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 14:36 UTC 版)
「Yes!プリキュア5」の記事における「キュアローズガーデン」の解説
『GoGo!』に登場するバラの花園で、別名「命の庭」。すべての世界の「生命」を司るバラを守護しており、そのバラに害を与えると、すべての生命が止まる。 この場所がエターナルに狙われたことにより、プリキュアたちはふたたび戦いに身を投じる。 フローラ 声 - 皆口裕子 キュアローズガーデンの管理者である女性。桃色のロングヘアが特徴で、ティアラを付けている。一人称は「わたし」。 自身の消滅が迫っていることを悟り、プリキュアたちにキュアローズガーデンで待っていることを手紙で伝え、彼女たちに「ローズパクト」を託す。 かつてキュアローズガーデンにいたエターナルの館長を、その歪んだ価値観ゆえに拒絶したが、彼に一縷の希望を信じ、種を入れた手紙をシロップに託す。しかし、種に込めた思いや意味に館長が気づくことはなく、悲しみに暮れている。 慈愛に満ちた性格で、シロップを幼いころから育てた。 最終的にキュアローズガーデンが救われると、のぞみに「自分に代わってキュアローズガーデンを守ってほしい」と頼み、「管理するのではなく、扉を開放してみんなに見てもらう」というのぞみの意見を承諾する。 上記のことで満足して消滅し、小さな種に生まれ変わった。その種はのぞみにより「ナッツハウス」で育てられている。 シロップ 声 - 朴璐美 橙色のペンギンのような生物。語尾に「ロプ」とつける。意地っ張りであるが、思いやりのある性格。一人称は「シロップ」。 ツバメのような翼をもつ巨大な鳥にも変身することが可能で、背中にある折りたたみ式の幌を装備した荷台スペースに人を乗せて空を飛ぶ。乗っている際に、荷台にある蝶型モニターから外を見ることができる。 「キュアローズガーデン」で生まれた存在で、フローラに育てられていた。しかし、エターナルの館長に宛てたフローラの手紙を届けに向かう途中、アナコンディに襲撃され、その際に記憶を失う。 記憶を失ったあとは「パルミエ王国」に流れ着き、他の者と異なる飛行能力を持つことで孤独になっていた。また、自身の出生を解明できないココに失望して出国する。 パルミエ王国から逃げ出した後は、「エターナル」で運び屋をするようになり、同時に自身の出生の情報を探していた。 人間界でのぞみと出会った際に「ローズパクト」を発見し、スコルプに襲われたのぞみを救ったことで人間界に留まり、エターナルと決別するようになる。 当初はココとの主張の対立から「ナッツハウス」に住むことを拒み、街の「時計塔」で寝泊まりをしていたが、わだかまりが解けたあとはナッツハウスで暮らすようになる。 空腹時に、おタカさんからもらったホットケーキを食べたことで好物になる。おタカさんの店が忙しいときには、ホットケーキ食べ放題を報酬として手伝いをしている。甘井 シロー(あまい シロー) シロップが人間に変身した姿。見た目はのぞみ達と同年齢くらいの少年。一人称は「オレ」。茶色の短髪が特徴。水色の鞄を常に持ち歩いている。 この姿では語尾に「ロプ」と付けない。声は少し大人びたものになる。また、強い衝撃を受けると元の姿に戻る。 素直になれない意地っ張りな性格は変わらないが気遣いのある一面もあり、本当は優しい性格。 うららとは共に行動することが多く、「目指す場所がある」という共通点から深い信頼関係を築き、彼女が唯一対等な立場で話せる相手となる。また、うららに「シロップ乗車券」をプレゼントしたこともある。 メルポ 声 - 水田わさび シロップの相棒で、桃色のポストに手足を付けたような姿をしている。「メー」としか話せないが、シロップには意味が伝わっている。 正体は「キュアローズガーデン」に咲いていたバラで、シロップが育てたことで誕生した生物。 顔面中央のディスプレイから、思いが込められた手紙や贈り物を送受信する能力をもつ。また、自身の中に手紙を入れることが可能。 手紙や贈り物が転送されてくることがあり、相手の居場所を知らなくとも、届け先へと自身を導くことができる。 嫌々ながら仕事をするシロップに比べると、受けた仕事は忠実にこなしている。 クロスオーバー映画ではサブキャラクターかつモブキャラクターとして登場しており、シロップ(シロー)やのぞみたちとともに行動はしていない。
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