キュアロゼッタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 11:38 UTC 版)
「ドキドキ!プリキュア」の記事における「キュアロゼッタ」の解説
四葉ありすが変身する4人目のプリキュア。イメージカラーはイエロー で、変身時の名乗りは「ひだまりポカポカ! キュアロゼッタ!」。 敵と対峙した時は、手でクローバーの形を作って「世界を制するのは愛だけです。さあ、あなたも私と愛を育んでくださいな」と口上を述べる。 第4話で東京クローバータワーの防犯カメラに映っていたマナの変身シーンをマナと六花に見せて、自分がプロデューサーとして後方支援するプランを提案する。自身がプリキュアになるのは幼少期のトラウマから躊躇っていたが、ランスとセバスチャンの説得と幼少期に教えられた祖父の言葉を思い出し変身する意思を固め2人と共に戦うことを決める。 髪型は左右のシニヨンが変形し、2つずつ輪っかを作ったツインテールになり、髪色と瞳の色は茶色からオレンジ色に変わる。コスチュームは黄色と黄緑を基調とし、髪飾りや耳飾りがクローバー形になっている。リボンがついたリストバンドとブーツを着用。コスチュームの両袖がパフスリーブになっており、腹部にリボンがつき、スカートがパニエで膨らんだようになっている。また初期4人の中で唯一コスチュームのデザインがシンメトリーになっている。また、左胸に黄緑のクローバーのワッペンがついた黄色のハートの飾りがつけており、飾りの下に三つ葉のクローバーに見立てた布が垂れ下がっており、上のハートの飾りと合わせると四つ葉のクローバーとなっている。他の4人のブーツは先が尖っているが、彼女のブーツは先が丸みを帯びている。 ありすが武術を心得ていることもあり、純粋な力勝負では基本形態の4人の中でも随一だが、後述の通り技は防御主体のものであり、浄化能力を持つ必殺技も4人の中で唯一持ち合わせていない。そのため第13話ではマーモにその弱点を狙われたこともあったが、劇中では様々な使い方を駆使し、その弱点を補って余りある戦闘能力を発揮している。 必殺技 ロゼッタウォール 「カッチカチのロゼッタウォール!」という掛け声とともに、両手のひらから小型の四つ葉のクローバー形のエネルギー障壁を2枚発生させ、敵の攻撃を防御する。障壁は平面部だけのため、第9話の消える魔球のようにすり抜ける攻撃には弱い。また原理についての言及はなされていないが、ラジカセ型のジコチューの音波攻撃に対し、障壁でノイズキャンセリングして攻撃を無力化するという応用を見せたこともある。 プリキュア・ロゼッタリフレクション ラブハートアローの台尻部分を押し込んだ後に大きく円を描き、四つ葉のクローバー形のエネルギー障壁を展開する。ロゼッタウォールよりもサイズは巨大で、防御力も高い。展開したエネルギー障壁を撃ち出すことで攻撃への転用も可能。また、第25話でのパワーアップで、敵からのエネルギー波の類の攻撃を吸収し、跳ね返す反射機能が追加された。第33話ではエネルギー障壁を半分に割り、2枚の扇のように敵を打ち倒したり、ブーメランのように投げ飛ばして攻撃した。劇場版では2つのエネルギー障壁に敵を挟んで消滅させる「ロゼッタリフレクション・ダブルクラッシュ」というバリエーションも存在する。ただし強敵の攻撃では破られることも多く、第17話ではジコチューの石化光線を防ぐことができずキュアダイヤモンドとともに石化された。また、第23話ではグーラに噛み砕かれてしまった。 ロゼッタバルーン 大きな気球を創り出し、マジカルラブリーパッドの画面の上で「1、2の3!」の掛け声と共に手をたたくことで気球を炸裂させ、そこから放出した小さな光の蝶の群れで敵を囲み拘束する。本人によると「何が出るかは毎回のお楽しみ」らしい。第48話では気球を炸裂させ、そこから巨大なランスの姿の人形を創り出し、キングジコチューと対峙した。
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