カービィと仲間たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 07:53 UTC 版)
「アニメ版星のカービィの登場キャラクター」の記事における「カービィと仲間たち」の解説
カービィ 声 - 大本眞基子 本作の主人公。コピー能力を使う「星の戦士」の赤ん坊であり、プププランドの平和を守る正義のヒーロー。元々はナイトメアが生み出した魔獣であったが、常に正義の心を持っているため、星の戦士として生きることを決意した後、ナイトメアから追放されて数百年よりも目覚めが早くなる。言葉も「ぽよ」(まれに「ぱよ」、叫ぶときは「ぱよい」とも言う)としか喋れないが、誰かが発した簡単な単語や、人の名前、技の名前などを片言で喋ることもある。詳しくは本人の項目を参照。 フーム 声 - 吉田小百合 本作のヒロインであり、カービィの保護者的な存在。言葉を話せないカービィに代わって実質的な主人公の役回りを演じる。詳しくは本人の項目を参照。 ブン 声 - 小松里賀 フームの弟でカービィの親友。詳しくはフームの項目を参照。 メタナイト卿 声 - 私市淳 デデデ城に住む凄腕の騎士。かつては「星の戦士」としてナイトメアの軍団と戦った経歴を持ち、現在はデデデ大王の家来として面従腹背しつつカービィを見守っている。英名は「Meta Knight」。詳しくはメタナイトの項の本人の項目を参照。 ソードナイト、ブレイドナイト 声 - ソードナイト:時田光、神崎ちろ(第47話)、ブレイドナイト:春林(第1-3話)→ 神崎ちろ(第6-100話)、時田光(第47話) メタナイト郷に仕える2人組の騎士。胴体以外が緑色の鎧を着ているのがソードナイト、赤い房のついた兜を被っている方がブレイドナイトである。かつては強盗で生計を立てており、メタナイト卿から財産を奪おうとしたときナイトメアの魔獣・チリドッグに襲撃されるが逆にメタナイト卿によって命を救われ彼に忠誠を誓った(第26話)。 剣術の腕前は決して劣ってはいないが、メタナイト郷やソードカービィには遠く及ばず戦闘ではやられ役になることが多い。 暖かな家庭生活に密かな憧れを抱いており、2人で「男の料理大会」に参加したことがある(第82話)。乗り物の修理が得意(第54話など)。 ロロロ、ラララ 声 - ロロロ:春林(第1-3話)→神崎ちろ(第4-98話)、ラララ:秋田まどか 大臣一家に仕える召使いで、カービィに似た2匹の生物。ロロロは男で青色、ラララは女でピンク色。召使いではあるが、大臣一家からは家族のように思われている。数年前まではローラ(性別は男で紫色)という1匹の魔獣だった。しかし戦闘能力の低さに業を煮やしたナイトメアの命令によって魔獣キッタリハッタリの能力で男のロロロと女のラララに2分され、デデデ大王に売り飛ばされてしまった。しかし、相変わらず戦闘能力の無い2人はデデデ大王からも見放され、大臣一家 の召使いとなった。カービィやフームたちとは友達のように接している。英語名はロロロが「Fololo」、ラララが「Falala」。 トッコリ 声 - 瀧本富士子 ププビレッジの村はずれに住む黄色い小鳥。英名はそのまま「Tokkori」。 威張り屋かつ捻くれ者でとても生意気だが、反面ナイーブかつ臆病な所もある。基本的に誰に対しても横柄かつ毒を吐いたような発言や態度が多く、「すっげぇキモいデザインだな!!」(第82話)もその一つ。また、腹を空かせた野生のスカーフィに食べられてすぐに吐き出された際に「オレはそんなに不味いってのか!?」と命知らずな発言をしたこともある(第56話)。 元は普通の鳥の巣に住んでいたが、プププランドにカービィが現れて以降、彼の家を勝手に占拠して暮らしている。しかしカービィはそのことをまったく気にしておらず、いつもトッコリの巣で寝ている。ただし以後の話では一緒にベッドで寝ている様子もあり、公式サイトでもカービィの家にカービィとトッコリの二人が掲載されているなど、カービィの同居人といった位置付けになっている。村のみんなに名前が認知されているのにも関わらず、村の名簿には名前が載っていないらしい(第50話)。カービィに対して文句や悪口を言ってはフームと口喧嘩することが多い(第2話ではカービィがプププランドに住むと聞いた際は行く先々で妨害したり、フームたちがカービィの家を立てることをデデデ大王にリークするなど、デデデ大王とともにカービィのことが気に入らなかった態度をとっていた)ものの、なんだかんだと内心では気遣い仲が良い。フームやブンの目の行き届かない所や、協力に難しい場面では彼がカービィの保護者ともなっており、アドバイスや助言、サポートも実は積極的に行う。51話や68話のようにカービィが話したことを翻訳している描写もある。 一時海賊の子孫だという噂が流れた事もあった。しかし、最初に本人が肖像画を見て間違いに気付き、気不味くなったがその後のフームの計らいとも取れる繕いにより、村人達には海賊の子孫と信じ続けられた。本人はその事を知らないため、見間違いだったのかと混乱した。 鳥らしからぬ器用な一面があり、嘴の先端で口笛を吹き(第4話)、普通に翼でペンを握って文字が書ける(第49話)。 コックカワサキ 声 - 飛田展男 村でファミリーレストランを営む。プププランド唯一のプロの調理師だが料理の腕は最悪。詳細は本人の項目を参照。 カブー 声 - 飛田展男 プププランドの村はずれ「カブーの谷」にそびえ立つ、喋る巨大石像。予言能力を持ち、村人達から「石の賢者」として敬われている。 実は星の戦士を守るためのシェルターであり、宇宙各地に沢山の仲間が点在し、テレパシーで情報を共有している。ワープスターの隠し場所としても使われ、フームに呼ばれると口からワープスターを発射するカタパルト的な役目を担う。また、時間こそかかるが傷ついたワープスターを修復することもできる。 プププランドの重要文化財に指定されているらしいが、外国から来た観光客によって落書きをされたことがある(第48話)。
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