エクソシスト元帥
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 13:57 UTC 版)
「D.Gray-manの登場人物」の記事における「エクソシスト元帥」の解説
クロス・マリアン(Cross Marian) 声 - 東地宏樹 / 最上嗣生 黒の教団エクソシスト元帥兼導師であり、元科学者。アレンの師匠。国籍、年齢は不明。赤い長髪、右半分に仮面(変装用に形状変化が可能)を付けている、目つきの悪い強面の中年男性。AKUMA改造が出来る唯一の人物。放心状態であったアレンを救いエクソシストとして3年間鍛え上げ、実力をつけると共に心構えを教えた。能力的には非常に優秀ながらも誰もが認める「変人」「極悪人」で、弟子のアレンとは対照的に非常に凶暴かつ性質の悪い人物。教団本部を嫌っており、代わりにアレンを行かせたことがアレンの教団に入る切っ掛けとなった。アレイスター・クロウリーI世の友人を名乗っている。千年伯爵とは過去に面識がある模様。金が足りないときは世界中にいる愛人や友人からの借金かツケでまかなって生活しており、返しきれない場合は弟子のアレンに借金を押し付ける。敵であるジャスデビにも借金を押し付けた事がある。基本、全裸で就寝するという。相当な酒豪らしく、本部内の自室や日本の隠れ家には大量の酒瓶が置いてあった。 フロワ・ティエドール(Froi Tiedoll) 声 - 土師孝也 神田、マリ、デイシャの師匠。眼鏡で垂れ目の中年男性。フランス人。40歳。元画家で、任務の傍らに絵を描くのが趣味。適合者捜索のため単独で世界を回っており、弟子の一人であったデイシャ・バリーがティキに殺害された直後、スペインにて護衛として来た神田とマリの2人と合流する。捜索の途中で日本に入国、クロス部隊と共に江戸での戦いを生き抜き、適合者となったチャオジーを弟子に迎える。クロスやソカロと比べて極めて常識人であり、弟子に対する愛情が深い為、ホームに帰ると神田を「ユー君」、マリを「マー君」と呼ぶ等、穏和な性格だが、クロスやクロス部隊に対するコメントからは、冷徹ともいえる観察力・判断力を持っている側面が伺える。 クラウド・ナイン(Klaud Nine) 声 - 勝生真沙子 / 植田佳奈 黒の教団エクソシストで唯一の女性元帥。アメリカ人。32歳。元サーカスの猛獣使い。長い金髪で、原因は不明だが右頬に傷がある。常に無表情で冷静沈着。口調は男勝り。趣味はラウ・シーミンの世話。好きなものはブルーチーズ。クロスのようなどうしようもない男が嫌いらしい。ティナ、グエン、ソルの師匠。弟子の死を悼んで涙を流した。その後新しくエクソシストになったティモシーを弟子に迎える。 ウィンターズ・ソカロ(Winters Socalo) 声 - 若本規夫 / 稲田徹 元死刑囚。メキシコ出身。39歳。鉄の仮面を着用しており、筋骨隆々としている。スーマン、カザーナ、チャーカーの師匠。性格は極めて非情であり弟子の死を全く悲しまず、「負け犬」と罵って吐き捨てさえする。趣味、好きなものは共に殺し合いで、嫌いなものは規則。仮面の下の素顔は悪魔のように恐ろしい。4人の元帥の中では群を抜いて凶暴かつ残忍な性格であり、戦えればどうでもいいという危険人物。 ケビン・イエーガー(Kevin Yeegar) 声 - 川久保潔 英国出身。89歳。元帥の中で一番高齢でありながら、常に前線で活躍していた。しかし、ティキの襲撃を受け、持っていたイノセンスを奪われた挙句、殺された。 アニメ版では鎖状の装備型対アクマ武器を使用していた。アニメで描かれたエピソードによると若い頃は学校の教師をしていたが、AKUMA化した生徒の一人が他の生徒を皆殺しにするという事件をきっかけにエクソシストになる。しかし、ロードに見せられたその時の事件の幻影に翻弄されて敗北した事になっている。
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