エインフェリアが関わった事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 02:55 UTC 版)
「ヴァルキリープロファイル2 シルメリア」の記事における「エインフェリアが関わった事件」の解説
エインフェリアたちのステータス画面で読むことができる歴史書や、因縁のあるエインフェリア同士をパーティに加えた時の会話、および彼らを解放した後の台詞などを読み取っていくことで、プレイヤーはこの世界の歴史を知ることができる。年代が古い順番に記載する。 ネルソフのドラゴン討伐 大陸暦468年に、ジェシカは冒険の途中に立ち寄った遺跡で宝石を発見するが、その宝石が邪竜を封じ込めているとは知らずに封印を解き、彼女はドラゴンに殺されてしまう。それから21年後、町に出没するようになったドラゴンを退治するべく、ネルソフの領主は広く兵を募集する。成長したジェシカの息子、ジェラルドもその呼びかけに応じ、彼を含めた100人の兵士がドラゴンに戦いを挑んだ。討伐に成功したものの、ドラゴンの死体からは強い毒素を含む体液が流出。ネルソフ一帯を蝕み、死の沼地化してしまった。 前作では「ネルソフ湿地帯」と呼ばれる。その時、レナスが相見える「ドラゴンゾンビ」こそ、このドラゴンである。 カミール丘陵の大戦 大陸暦572-575年に勃発し、全世界を巻き込んだ戦争。この戦争では、目覚しい活躍をみせた名将、武人達に「カミール17将」という呼び名が付けられた。何人かは本作のエインフェリアとして登場している。なお、選定されてはいないが、アルムの父親も17将の一人に数えられている。 ロゼッタの戦い 大陸暦581年に勃発し、後に「一年戦争」と呼ばれる戦争の発端となった事件。「隻眼の写本」と呼ばれる神々の本に操られたゼノンが、ロゼッタ王に大陸侵攻を進言し、ロゼッタ王朝が都市・ラッセンに侵攻したことから始まった。これに対しアークダイン・クレルモンフェラン・ディパン・パルティアの4大国は、ラッセン解放を名目にロゼッタを包囲した。「カミール丘陵の大戦」で活躍した英雄達も参加し、戦争は激化した。 アルトリア街道の攻防 一年戦争の終期に、パルティア公国がラッセンの解放に成功するきっかけとなった戦い。駐留していたロゼッタ軍の赤光将軍エーレンは仲間を庇い戦死。最後まで抵抗した青光将軍エルドも、奮闘むなしく戦死した。ラッセンの解放軍を指揮していたファーラントは、ロゼッタ軍の白光将軍クレセントに討ち取られ、そのクレセントも後に行方不明となる。 アークダイン騒乱 大陸暦581年にアークダイン王国で起きた争い。暴君だった当時の国王に対し、レオン王領伯率いる王弟派が反旗を翻したことがきっかけとなる。第三勢力となる教皇派を組織したカノンによって、両軍の騎士団長(王国騎士団長のローランドと王弟派のリシェル)は行方不明、新たな騎士団長達(王国騎士団長のアーロンと王弟派のフローディア)も一騎討ちの末に、この世を去った。 ニブルヘイムの霧 大陸暦599年に、ミッドガルドと冥府を繋ぐ扉が開き、ミッドガルドが暗黒時代に突入した事象。この時代は不死者が活発に活動し、世界中で国を襲う不死者や冥府の軍勢との戦いが繰り広げられた。ディーンは自分の命と引き換えに冥府の扉を内側から閉め、終息させた。 第4次カルスタッド侵攻 大陸暦724年に、大国クレルモンフェランが、砂漠の国カルスタッドに侵攻する。カルスタッドのアルカナは気候に関する知識を、ラシーカは地形に関する知識で、当時のクレルモンフェランから町を守り続け、自軍を勝利へと導いた。 王妃誘拐事件 大陸暦746年、クレルモンフェランの王妃になるはずだったリリアが、式典の最中に突然姿を消す。6年後にリリアは救出され、誘拐犯とされるウォルターは討伐された。しかし、そのリリアも後を追うかのように自害してしまう。この事件の真相は、二人の駆け落ちであり、二人の間には娘のリディアもいた。本編のマテリアライズ次第で、親子3人はエインフェリアとなって再び巡り合うことになる。 ジュラベルンのギルド放火 大陸暦790年、ギルドの暗殺者から領主夫人となったソファラは、ギルドからの脅迫に耐えかねて、夫とともに盗賊討伐を行う。しかし妹・ミリティアの勘違いで、姉のソファラはギルドに捕まり、喉を潰された挙句奴隷として売られてしまう。すべてを知ったミリティアはギルド本部に火を放ち、ギルドメンバーの大半とともに焼身自殺をした。
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