ウエルベール国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/09 14:14 UTC 版)
「ウエルベールの物語 〜Sisters of Wellber〜」の記事における「ウエルベール国」の解説
リタ・シオール 声 - 高橋美佳子 本作の主人公。19歳(推定)。ウエルベール国の王女。やや桃色がかった赤毛のストレートロング。額には王家の者であるのを示す刺青がある。 和平のため、已む無くサンガトラスの王子ゲルニアと政略結婚することを承諾するも、婚約の段階でお忍びで会いにきたゲルニアを刺して重傷を負わせてしまう。自身の命を守るためと、事件仲裁のために中立国グリーダムへ訴状を届けるという命令を密かに受ける。世間知らずで、最初は自分で服を着替えることも出来なかったが、頭は切れる模様。王族として護身術の心得がある。 ゲルニア王子暗殺事件の真相は、ゲルニアが彼の母への憎しみから青い目の女性を殺害し続けているという告白をリタにし、その後同じく青い目の持ち主であるリタを短刀で襲おうとしたために、咄嗟に刺してしまったというもの。なお自身の処刑日までに結局中立国グリーダムには辿りつけなかったものの、無事に開戦阻止という目的は果たした。 ティナ・ローター 声 - 竹内順子 盗賊の少女。17歳(推定)。ある晩、ウエルベールの城に盗みに入ったところ、偶然リタがゲルニアを刺した場面に出くわし、駆けつけてきたガラハドにリタ共々追われることになる。そして、リタの旅にボディガードとしてついて行くことになった。得意武器は三銃身式のペッパーボックス拳銃。敵を撃つときは命を奪わない峰撃ちショットを多用する。幼い頃に傭兵に家族を殺され、盗賊となって生計を立てていた。家族の敵(かたき)である、死神蜂の刺青をした傭兵を追っている。 ジラノ・ド・ボルジュラック 声 - チョー この世界の技術水準から見て驚異的な、各種センサーシステムのみならず人工知能まで搭載した小型戦車(ただし、走行装置は履帯ではなく車輪。砲塔もなく、全兵装は前方固定型の格納式)。 車体前部に騎士のヘルメットが載っており、ここが動くことにより会話可能。一応伯爵の位を持っている。人工知能の機能を担う装置は30年前に病死した超天才発明家の力作でもあり、ウエルベール国軍人の無骨な壮年男子・ジラノの人格と魂を魔法的な手段によって移植している。ティナやシェリーは、階級などものともせず、「ボル爺」と呼ぶ。 シェリー 声 - 仙台エリ ティナの相棒の小妖精。外見は薄緑の肌と緑の縦ロールを持つ全裸の少女。翼や翅の類は見当たらないが、空を飛ぶことができる。語尾に「-ベル」をつけて話す。 ローデン・シオール 声 - 杉田智和 ウエルベール国の王子で、リタの兄。実戦面での勘のみならず決断と行動力に富む武人でもあり、ウエルベール征服をもくろむサンガトラスに強い敵意を抱いている。水晶球を使った占いができる。 開戦間際にサンガトラス国が巨大戦艦を建造していることを知り、自ら直接特殊工作員を率いて戦艦を爆破した。このことがサンガトラス国の戦力を大きく削ぐ結果となり、開戦中止に大きく貢献することとなった。なお、過去に重大な秘密があることをゲルニア王子にほのめかされ動揺する一幕もあった。胸に死神蜂の刺青を持つ。 ハイデル・シオール 声 - 上別府仁資 ウエルベール国王で、リタの父。表向きはサンガトラスの要求を呑み、ゲルニアを刺して逃亡したリタを指名手配する。しかし本心ではリタがグリーダムへ逃亡することを密かに望み、ヴァイスを通じてティナにリタの身を託した。慎重な性格だが、決断が遅く、息子のローデンからたびたび責められている。 ヴァイス・エッジ 声 - 鶴岡聡 ウエルベール国に仕える武官でハイデル王の側近。ゲルニアを刺して逃亡したリタと密かに会い、共にグリーダムへ向かおうとするが、ガラハドに襲撃されて重傷を負ってしまい、やむなく盗賊のティナにリタと訴状を託す。 ジン 声 - 寺島拓篤 ティナの相棒で恋人。ティナ同様、明朗快活で女性には優しいが、ティナと親しげな美男子(例えばガラハド)には敵意のこもった態度で接する。
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