イヌグスとは? わかりやすく解説

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いぬ‐ぐす【犬×樟】

読み方:いぬぐす

タブノキの別名。


犬樟

読み方:イヌグス(inugusu)

タブノキの別名


タブノキ

別名:イヌグス
【英】:Machilus thunbergii
(クスノキ科)


本州伊豆七島四国九州沖縄台湾南朝鮮中国など分布してます。海岸沿いのところでは太平洋側では岩手県南部日本海側では青森県南部にまで見られます。

木材
心材と辺材境界認められます。前者は紅褐色後者はやや褐色帯びてます。タブノキはその木材の色によって、より赤いものをベニタブ淡色のものをシロタブというように区別することがあり、前者のほうが高く評価されています。年輪認められます。日本木材のなかでは珍しく木理交錯してます。また、木理乱れていることがあり、そのため材面に化粧価値のある出てきることがあります。肌目は粗です。気乾比重は0.50-0.65(平均値)-0.77で、木材はほぼ中庸硬さをもってます。保存性はほぼ中程度です。切削などの加工はとくに難しいことはありません。仕上がり中程度なります

用途
器具家具建築などに用いられます。しかし、タブノキの木材は、暖かい地域蓄積が多いので、それ以外の地域ではよく知られてはいません。樹皮絹織物染料なります


犬樟

読み方:イヌグス(inugusu)

タブノキ別称


犬樟

読み方:イヌグス(inugusu)

タブノキ別称
クスノキ科常緑大高木、園芸植物薬用植物

学名 Machilus thunbergii


タブノキ

(イヌグス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/16 11:30 UTC 版)

タブノキ(椨の木[3]・椨、学名: Machilus thunbergii)とはクスノキ科タブノキ属の常緑高木である。別名、イヌグス[4][3][5]タマグス[4][5]・クスタブ[4]・ヤブグス[4]とも称される。単にタブ(椨)とも。ワニナシ属(Perseaアボカドと同属、熱帯アメリカなどに分布)とする場合もある(学名: Persea thunbergii)。タブノキ(タブ)に当てた漢字「椨」は国字で、タブの「ブ」を「府」で表したものである[6]




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