アリス動物病院関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/11 00:46 UTC 版)
「アリス動物病院診察絵日記」の記事における「アリス動物病院関係者」の解説
山中アリス 29歳。様々な動物と仲良くなりやすい優しい女性。料理は娘・リサが公言するほど下手であったが、第6話では真田の為に作ったお弁当をつまみ食いしたリサが「うまっ」と言うほど上達はしている。獣医療に関してはアメリカの留学時にアニマル・ナースの資格を習得している為に、レントゲン、点滴注射他の診察が可能である腕を持っているが、日本では民間の資格が無い為に、女性獣医・真田イネ子から叩かれている。普段は動物看護士は医者の指導が無ければ治療が出来ないので、日中は通常の看護士の仕事をしている。真田から叩かれた時は医師不在で緊急を有する為に止む無く行ってしまった。沖田に関しては亡くなった雪彦の事を思いつつもかなりの好意を持っている。家族に対してはリサが学校の兎を虐待の疑いをPTAからクレームが来た時、啖呵を切るほど娘を信じ、ポチがケガをした時にリサが野球のバットを持っていた若山たけるを犯人扱いした時、庇った後、たけるから好感を持たれてしまったり、真田がV・T達が居なくて患者が立て続けに来た時、看護師や母親のように対応している。第4話で獣医大学の勉強を始め、第6話のセントバーナードの手術後、沖田の手伝いをしたいが為に獣医になる決意をする。この作品及び作品中の「アリス動物病院」の名前の由来はこのキャラクターの名前である事が判明している。 山中リサ 9歳。アリスと雪彦の娘。彼女の書く絵日記がストーリーに織りなしている上に、この日記自体を学校の「家族のレポート」として発表しているので、後日、アリスから怒られている。沖田に関しては雪彦が来た後に中々馴染めず、呼び方が「オイ」→「コレ」→「沖田」と呼ぶほど。第4話では沖田がリサを動物虐待された兎を見て震えた後優しく接したり、動物虐待の疑いをかけられたリサを庇った時のみ「沖田センセー」「センセー」と呼んで沖田を困惑させていた。アリスと沖田が好感を持ち始めてから2人の中を許せず、雪彦の写真を持って家出をしているが沖田のペット・ロンおかげで2人の中を許す切っ掛けを作っている。突発的に周りの人を巻き込んで警備や探偵団を作ることもある。好みのタイプは面食いなので「祐一」が好みで、弟の俊をガックリさせている。真田と岩田とは喧嘩するほど仲が良い雰囲気であったりと、口は悪いが根は優しい性格。 山中昇 5歳。アリスと雪彦の息子。姉・リサとは対照的に沖田に懐く程気に入っている上に雪彦の死後沖田に父になってほしいと述べている程。母・アリス同様に動物に懐きやすい。様々と深刻化している若山家にポチを預ける事にリサと岩田が悩んでいたが、彼のみが「預けても大丈夫」と言って結果的に上手く行ってるほど感が良く、ポチの手術中に若山家以外にペリーの魂を見ている。 山中雪彦 アリス動物病院の院長でもあり、アリスの夫、リサと昇の父、沖田の先輩でもある。自分が死ぬ半年前に沖田に、自分の医療と家族、前々から構想していた夜間緊急病院について託している。死亡した病気はこれといって記載されていないが一時退院した時に自宅に病院に入院していた犬が雨の夜に逃げ出し、探して見つけた後、病気が悪化した。享年35。 沖田総一 27歳。先輩である雪彦から自分の医療と家族を託された後輩。苦手な動物は、気絶するほど、蛇が苦手。獣医としては大学を首席で卒業の経歴があり、腕は遅いが的確に診察できる。猫のステロイド剤の知識、犬を触っただけで異変に気づいたり、亀が鼻ちょうちんを出したのを見てすぐにレントゲンを使い、肺炎だと解るほど。アリスの持つアニマルナースの腕前に対しては、自分よりも上だと褒めるほど。反面、普段は涙脆く、診察後に泣く。アリスに対しては好感は持っているが、周りから公認されても「奥さん」と呼ぶ回数が多いが第2話の最後から漸く「アリスさん」と呼ぶほど奥手。第4話では虐待だと思われるで大怪我をした兎をリサを運ぼうとしたが身体が動けなくなり、お姫様だっこをしたり、夜の警備をしたおかげでリサと俊が動物虐待をしたかもしれないという疑いをPTAからのクレームが来た時、「後から様子を見た」と優しく接したり庇ったしている。第5話では若山家の様子を見ただけで、以前飼っていた犬による「ペットロス」だと見抜いている。第6話ではリサの携帯による(パシリに近い)救急隊をしている。更に第2巻全話において手術シーンが多く描かれている。 ロン 10歳。沖田のペットで豆柴。アレルギー持ちで体が弱い。リサからマジックで眉を書かれたり、沖田とアリスの仲にイラついて叩きまくった事もあるが、リサが家出をしたときに一番先に見つけて、これが切っ掛けとなって沖田とアリスの仲を許している。その後はリサが「マブダチ」と言ったり、学校にまでつれていくほど仲良くなっている。
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