アポクリファとは? わかりやすく解説

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アポクリファ【Apocrypha】

読み方:あぽくりふぁ

隠されたもの、の意》聖書正典対す外典(がいてん)。


アポクリファ 【Apocrypha】


外典

(アポクリファ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/14 04:55 UTC 版)

外典(がいてん)またはアポクリファ(Apocrypha)とは、ユダヤ教キリスト教関係の文書の中で、聖書正典とされる『旧約聖書』39巻、『新約聖書』27巻以外の文書のことで、旧約外典、新約外典がある[1]


注釈

  1. ^ ヤムニア会議で正典と確認されたヘブライ語本文を、8世紀以降、マソラ学者が母音記号等を加えたものがマソラ本文といい、全24書である。書の数え方として22冊と言うものもあるが、マソラと同じであるがヘブライ語のアルファベットと同数という意味もある。という数え方もされた。
  2. ^ しかし、新約聖書の『ユダの手紙』では、外典とされる『エノク書』が引用されており、この記述は正確性に疑問が持たれる。
  3. ^ 東方教会で最終的な決定と認められるための条件である全地公会議での議決は受けていないため教会法的には未確定との立場もありうる。

出典

  1. ^ 『ビジュアル図解 聖書と名画』中村明子、西東社, 2016. p120
  2. ^ a b The Old Testament Apocrypha (Excerpt taken from "These Truths We Hold - The Holy Orthodox Church: Her Life and Teachings". Compiled and Edited by A Monk of St. Tikhon's Monastery.)
  3. ^ (日本カトリック司教協議会教理委員会 2002, p. 38)
  4. ^ CATHOLIC ENCYCLOPEDIA: Canon of the Old Testament
  5. ^ 新共同訳聖書 序文 p(Ⅲ) 日本聖書協会
  6. ^ (尾山 2003, p. 25)
  7. ^ (マクグラス & 高柳 2000, p. 194)
  8. ^ (マクグラス & 神代 2002, p. 244)
  9. ^ (尾山 2003, pp. 26 f)
  10. ^ キリスト教要素が強い部分について。cf.(荒井 1997, 巻末の「新約聖書外典一覧」)


「外典」の続きの解説一覧

アポクリファ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 03:19 UTC 版)

鬼畜島」の記事における「アポクリファ」の解説

東山叔父集めていた奇書中にあったものの1つ滅びの子生み出すための説明記されており、東山はこれを利用し魔石求めて菊池島降り立っている。

※この「アポクリファ」の解説は、「鬼畜島」の解説の一部です。
「アポクリファ」を含む「鬼畜島」の記事については、「鬼畜島」の概要を参照ください。

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