アザルヤの祈りと三人の若者の賛歌
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アザルヤの祈りと三人の若者の賛歌(英語: The Prayer of Azariah and the Song of the Three Holy Children)は、ローマカトリック教会とギリシャ正教の聖書や、古代ギリシアの七十人訳聖書においてダニエル書第3章23節の後に続く長い一節である。イングランド国教会の39信仰箇条では第6箇条に非標準として記載されている。プロテスタントの聖書からは、典拠が疑わしいとされて省かれている。
- ^ “Bible - 1 Daniel Chapter 1: 6” (ヘブライ語・英語). mechon-mamre.org. 2009年3月27日閲覧。
- ^ 『聖歌譜 徹夜祷』182頁、大阪ハリストス正教会、昭和41年9月1日再発行
- ^ 『受難週間奉事式略』829頁~840頁、1902年、東京 正教会本会印行
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- 2 アザルヤの祈りと三人の若者の賛歌の概要
アザルヤの祈りと三人の若者の賛歌
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「ダニエル書補遺」の記事における「アザルヤの祈りと三人の若者の賛歌」の解説
詳細は「アザルヤの祈りと三人の若者の賛歌」を参照 この文書は正典でいうと3章に挿入された付加部分である。元来、特別に題名は付けられていなかった。燃え盛る炉に投げ込まれたアザルヤ(アベデネゴのヘブライ語表記)が代表として祈った祈りが主な内容である。祈りに入る前に短い散文形式の導入部も存在する。その後に、3人は炉に入れられるが天使に守られ、神を賛美する(賛美はアンティフォナの形式である)。祈りの形式は『エズラ記』9:6-15や『ネヘミヤ記』9:5-37などに共通するものがある。 内容としては、正典の『ダニエル書』3章「燃え盛る炉に投げ込まれた三人」の変形である。 後半の賛美の部分は「万物の頌」と称され、 聖公会祈祷書の早祷にも使用された。
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