早課とは? わかりやすく解説

早課

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/05/20 13:53 UTC 版)

早課(そうか、ギリシア語: ὄρθροςロシア語: Утреня英語: Matins)とは正教会奉神礼昼夜奉事)の一つ。正教会の全昼夜奉事の中で最も複雑かつ長大な構成を持つ。


  1. ^ 正教会では中世以降のギリシャ語もしくは現代ギリシャ語が使われる事が多いので、正教会に関係する本記事でも片仮名転写を現代ギリシャ語に則る。古典ギリシャ語再建音では「ポリュ」となる。


「早課」の続きの解説一覧

早課

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/09 21:15 UTC 版)

「奉神礼」記事における「早課」の解説

詳細は「早課」を参照 英語: Matins 本来、日の出前後の祈祷であるが、教区伝統教会事情によっては時間ずらして前日夕刻、あるいは当日早朝に行うことがある徹夜祷場合晩課から連続して行われる平日主日ではその構造若干異なる。 カトリックの朝課および賛美課に相当するカトリックでは独立時課となっている賛美課(羅: laudes)は、正教会では早課の末尾におかれ、その一部となっている。 六段聖詠聖堂中央で、指定六つ聖詠誦読する。 「主は神なり」:八調のうち指定の調で歌う。(大斎期には「アリルイヤ」を歌う) ネポロチニ(道に玷《きず》なく)あるいは多燭詞《ポリエレイ》:主日、あるいは大きな祭の早課にはポリエレイが歌われる提綱ポロキメン》:誦経者詠隊掛け合いで歌う。 福音誦読主日では計11箇所の「復活福音」が指定されており、これを通年順番朗読していく。 規程カノン》:第一第九歌頌があり、各々「イルモス」、冠詞讃詞を含む。第六歌頌の後にその日小讃詞コンダク》が誦読(または歌唱)される。 主の讃揚歌「凡そ呼吸ある者は主を讃揚げよ」:此の後讃頌《スティヒラ》は、教区では通常省略されている。 大詠頌:司祭ひとこえの後に、詠隊が歌う。これを行なわない場合には、ほぼ同様の部分誦読する。 萬寿

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早課

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/11 22:02 UTC 版)

復活大祭」の記事における「早課」の解説

早課ではダマスコの聖イオアンの詞による八つの歌頌が歌われる教区によってはこのあと時課続ける。このなかで聖師父金口イオアンの「復活祭説教」が朗読される。 また卵の成聖も早課が終わって以降行われる。なお大斎節制対象であった食物(肉や卵など)は復活大祭奉神礼終わった後にはじめて食される

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