八調
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/07 07:22 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動八調(はっちょう、ギリシア語: οκτοηχος, 英語: Octoechos)とは、正教会の教会音楽で用いられる八種の音階・音楽パターン・祈祷文をいう。ダマスコの克肖者聖イオアンが体系化したとされている。ギリシャ語・英語の"οκτοηχος", "Octoechos"は、八調によって構成される祈祷書「八調經(はっちょうけい・八調経)」をも指す。
ギリシャ系の正教会の語義では、祈祷書である"ギリシア語: οκτοηχος"(オクトイホス)は主日(日曜日)の奉神礼のための、八種の週替りの復活の祈祷文を扱う祈祷書のみを指し、これは"Anastasimatarion"(アナスタシマタリオン)とも呼ばれる。平日にも使われるギリシャ語の祈祷書は"Parakletiki"(パラクレティキ)と呼ばれる。
スラヴ系の正教会の語義では、祈祷書である"Октоих"(オクトイフ)には全ての平日に用いられる祈祷文が含まれており、ギリシャ系正教会のパラクレティキに相当する。
パラクレティキの最終的な形は、9世紀の聖人である聖歌者聖イオシフに拠るところが大きいとされる。
出典
- (初版出典)Orthodox wiki: Octoechos17:52, June 11, 2009(UTC)の版より、冒頭文に日本語版向けの改変を施しつつ翻訳。
関連項目
外部リンク
- 時課と一週間 - 日本正教会公式サイト
- Paraklitiki (Arch. Ephrem (Lash))(パラクレティキ)
- Sunday Octoechos (Traditional English)(主日の八調)
- The Weekday Octoechos (St. Gregory Palamas Monastery) (聖グリゴリオス・パラマス修道院による平日の八調)
- Practical Tips on How To Build a Liturgical Library
- The Eight Tones, a podcast from Our Life in Christ from June 3, 2006
八調
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/23 23:17 UTC 版)
詳細は「八調」を参照 正教会における無記名による聖歌の代表例とも言える、「八調」(はっちょう・オクトエーコス)と呼ばれる週替わりのシステムに組み込まれた定められた8パターンの各種旋律の作曲家は、成立経緯の詳細とともに不明である。 八調は、八種類の定められた旋律を、祈祷文を区切って当て嵌めていくもので、週ごとに替えられるのを基本とする。ただし祭日・斎日などにおいてはそれぞれの祈祷文に週の定めとは異なる八調が指定される場合もある。現代の正教会では地域によって異なる旋律が受け継がれているものの、八調の使用法は共通している。作曲された曲とともに共存して使われており、八調を当て嵌めて歌われることが多い祈祷文と、作曲された曲で歌われることが多い祈祷文とがある。また、八調でも作曲された曲でもなく、受け継がれた伝統的な曲が歌われることもある。
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