八試特殊偵察機(G1M1)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 04:07 UTC 版)
「九六式陸上攻撃機」の記事における「八試特殊偵察機(G1M1)」の解説
九六陸攻の基になった機体。社内名称「カ-9」。偵察機とされるが、実質的には研究機だった。広廠「九一式」水冷W型12気筒500馬力発動機を搭載、日本初の自動操縦装置と引き込み脚を装備していた。胴体形状は九六式陸攻とはかなり異なる。後に7.7mm旋回機銃2挺を追加装備し、名称が「八試中型攻撃機」に変更されている。地上滑走中に事故を起こした後に発動機を950馬力の三菱「震天」空冷複列星型14気筒に換装し、最高速度が293 km/hに向上した。1機生産。
※この「八試特殊偵察機(G1M1)」の解説は、「九六式陸上攻撃機」の解説の一部です。
「八試特殊偵察機(G1M1)」を含む「九六式陸上攻撃機」の記事については、「九六式陸上攻撃機」の概要を参照ください。
- 八試特殊偵察機のページへのリンク