動暦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/11 06:19 UTC 版)
正教会の復活大祭の日付2012年-2020年2012年4月15日 2013年5月5日 2014年4月20日 2015年4月12日 2016年5月1日 2017年4月16日 2018年4月8日 2019年4月28日 2020年4月19日 動暦は復活大祭(パスハ)を基準として構成される。動暦に属する祭日は移動祭日と呼ばれる。その名の通り、動暦に属する祭日は、年によって祝う日にちが異なる復活大祭に連動して、日にちが移動する。たとえば聖枝祭は復活大祭の1週間前、五旬祭は復活大祭の50日後の主日(日曜日)に祝われる。正教会(東方教会)と西方教会の復活祭の日にちは、異なることが多いが同じ日に重なることもある。 祭日(さいじつ)だけではなく、復活大祭に備える大斎も連動して設定される。また、八調経を用いた週ごとに設定される奉神礼も、復活大祭に連動している。 復活大祭に連動する祭(まつり)・斎(ものいみ)として、以下が挙げられる。 大斎準備期間 大斎期 聖枝祭 受難週 復活大祭(パスハ) 光明週間 復活祭期 昇天祭 五旬祭 衆聖人の主日(五旬祭後第一主日) - この翌日より首座使徒ペトル・パウェル祭まで「使徒の斎」を行う。 祈祷書の面では、動暦には三歌経(三歌斎経と五旬経)と八調経が連動する。
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