ほうろうとは? わかりやすく解説

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ほう‐ろう〔‐ラウ〕【報労】

読み方:ほうろう

労苦むくいること。また、その報酬

「報労」に似た言葉

ほう‐ろう〔ハウラウ〕【放浪】

読み方:ほうろう

[名](スル)あてもなくさまよい歩くこと。さすらい。「—の旅」「各地を—する」

[補説] 書名別項。→放浪


ほうろう〔ハウラウ〕【放浪】

読み方:ほうろう

[一]岩野泡鳴長編小説明治43年(1910)刊行北海道での放浪生活をもとに描いた長編五部作の一。

[二]葛西善蔵私小説大正10年1921)「国本」誌に発表


ほう‐ろう〔ホフラフ〕【法×臘/法×﨟】

読み方:ほうろう

僧尼出家受戒後の年数毎年夏安居(げあんご)を終えると1歳加える。夏臘(げろう)。法歳。


ほう‐ろう〔ハフラウ〕【××瑯】


放ろう

読み方:ほろう、ひろう、ほうろう

ラ行五段活用動詞「放る」の未然形である「放ろ」に、推量・意志・勧誘助動詞「う」付いた形。

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ほうろう

英語 porcelain enamelenameling

の器の表面2層ガラス質被覆したもの。用途として、やかんや風呂そのほか家庭用品化学製品駅名板などに用いられている。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

ほうろう 【法朗】

中国南北朝期三論宗学僧徐州江蘇省) 郡の人。吉蔵の師。著『中論玄義』。(五〇七~八一)→ 三論宗

琺瑯

(ほうろう から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/18 05:48 UTC 版)

琺瑯製の壺

琺瑯(ほうろう)は、アルミニウムなどの金属材料表面にシリカ(二酸化ケイ素)を主成分とするガラス質の釉薬を高温で焼き付けたもの。難解な漢字のため「ホーロー」と表記されることが多い。英語では Enamelエナメル)。「琺」は釉薬、「瑯」は金属や玉が触れ合う音、また美しい石の意。

(金属材料由来の)機械的耐久性と(ガラス質由来の)化学的耐久性をあわせ持ち、食器調理器具浴槽などの家庭用品や、屋外広告看板道路標識鉄道設備用品、ホワイトボード、化学反応容器、時計文字盤などに用いられる。工芸品の琺瑯は七宝と呼ばれ、素地には主になどが使われる。

その歴史は古く、紀元前1425年ごろに製作されたと推測される世界最古の琺瑯製品とおぼしき加工品がミコノス島で発見されている[注釈 1]。また、ツタンカーメン黄金のマスクの表面には琺瑯加工が施されている。

特徴

琺瑯製のティーセット
琺瑯製の

利点

  • 表面に雑菌が繁殖しづらく、化学変化を起こさないので食材の味や風味を変化させにくい。
  • においの強い食材を入れても、においが移りにくい。
  • 酸や塩分の高い食材に強い。
  • 中身が金属のため熱伝導率が良く、放熱性に優れている。
  • 熱に強く、直火、オーブンでの使用が可能。
  • 耐久性に優れており、また、環境ホルモンなどをほとんど出さない。

欠点

  • 製造時に釉薬が掛かり切らなかった部分や、使い込んで釉薬が欠けた部分が、水分や塩分に長期間晒されると、さびが生じる場合が多い。
  • 中身が金属であるため、一般的な琺瑯製品は電子レンジで使用できない。
  • 陶磁器ほどではないが、耐衝撃など取り扱いに慎重さが要求される。
  • 熱に強いが、急な温度変化には陶磁器同様の扱いが要求される。

[2][3][4]

脚注

注釈

  1. ^ その後、この技術がヨーロッパ方面とアジア方面に伝播し、16世紀ごろに朝鮮半島に流れ、そして日本へと渡ってきたといわれている[1]

出典

関連項目

外部リンク


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