その他の漫画家志望者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 14:15 UTC 版)
夢脳 ララァ(ゆめのう ララァ) 漫画家志望の女性。名前はペンネームで本名と年齢不明。作中で最も登場回数が多い人物。 時には「小学生のラクガキ」と言われるなど、漫画の実力はあらゆる面において水準以下であるが、自分の作品に大きな自信を持っている。 酒の勢いで担当編集者と一夜を共に過ごしたことをきっかけに、メジャー雑誌の『少年赤虫』で読みきり作品が掲載され、その後は枕営業にドップリとハマってしまう。 2回目以降の登場では、山本孫太郎虫や亀島洞々など様々な作家のアシスタントになっているが、背景がマトモに描けないなどまったく戦力になっていない。 自尊心が強く、ことあるごとに「自分はメジャー雑誌に載ったことがあるプロ」と称し、細かいカットなどは「コッパ仕事」と呼んでやりたがらなかったり不遜な面も多い。 篭目山 トト治(かごめやま ととじ) 45歳の漫画家志望の男性。 プロの漫画家を自称しているが、実は読みきりすら一度も雑誌に掲載されたことがないニートであり、母親のパート収入を頼りに生活している。 母親の勧めで、就職面接やお見合いなどを受けさせられるも「漫画が一番大事だ」と不遜な態度で受け、全て台無しにしている。 一応、同人誌も作っているが10冊程度しか売れていない。 ララァやゾル山とは知り合い。 山本 屑男(やまもと くずお) 元漫画家志望の男性。 「30歳までに漫画家になれなかったら田舎の家業を継ぐ」という約束で、親の金で東京に上京していたが、まったくモノにならず田舎に帰ってきた。 実際は本気で漫画に取り組んだわけでもなく時間を無駄にしていただけだが、漫画家になる夢を未だに諦めきれず家業もダラダラとやっている。 名前の通り人間性が狂っている点があり、東京で大地震が起こった時は、ネット上にデマを拡散してウサ晴らしするなどしていた。 ララァやトト治とは知り合い。 めめ山 太郎(めめやま たろう) 漫画家志望の男性。 元は一流企業のサラリーマンだったが、グータラな勤務態度が原因で上司に目をつけられてしまう。それが原因であっさりと辞表を提出し、漫画家を目指すことになる。 初めは少年青虫の新人賞で佳作を受賞するなど、漫画家として順調な滑り出しに見えたが「お情けでひっかかった」だけであり、最終的にはプロはおろか同人作家としても成功しなかった。 トイレの個室で大便をしていると、なぜか周りの本音の会話が偶然聞こえてくるという変わった星の持ち主。 宵町 サヤカ子(よいまち サヤカコ) 漫画家志望の女性。 山本孫太郎虫に憧れてアシスタントとして働いていたが、性格破綻者であった孫太郎から暴行を受けたり脅迫されたりして入院してしまう。 2回目の登場では、画業30年のベテラン作家の元でアシスタントして働くが、彼女が寝ている間にアイデアノートやキャラクターの設定ノートを盗み見され、ベテラン作家に無断使用されてしまう。 最初はアイデアを盗まれたのではないかと疑問に感じていたが、高い給料や高級菓子などの高待遇に飼いならされてしまい何も言えない状態になっている。 姿 三太郎(すがた さんたろう) 25歳の4コマ漫画家志望者。 同じアパートに住んでいる漫画家志望の後輩達と「新世紀4コマ漫画同盟」なるものを結成しており、 落ち込んでいる後輩を励ましたり、生活費を貸してあげるなど面倒見がよく「ガタさん」の愛称で慕われている。 しかし、肝心の漫画の作風はひたすら時代遅れであり、5年間持ち込みして3本の読み切りしか載せてもらっていない状況である。 その後、後輩達だけが次々とメジャーデビューをし編集部からは「用無し」と切り捨てられる。
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