その他の協力者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 14:30 UTC 版)
楓(かえで) 声 - 京田尚子 隻眼の老巫女で、桔梗の妹。もろはの母かごめの師匠。りんの出産に立ち会っており、双子の出自を知る数少ない人物のひとりであり、半妖の里を出たせつなを一時期預かっていた。琥珀たちに時代樹の秘密やせつなの生い立ちなどを伝える。 冥加(みょうが) 声 - 緒方賢一 蚕妖怪の長老。とわ・せつな・もろはの祖父である犬の大将に仕えていた縁から3人にも敬意を払う。もろはとは親しい間柄にある一方で、とわとせつなの存在については認知していなかった。 雲母(きらら) 猫又。普段は子猫のような姿だが、戦闘時には牙を持つ巨大な化け猫に変化する。 基本的に妖怪退治屋と共に行動しているが、とわたちに付き添い共に戦うことも多い。 弥勒(みろく) 声 - 保村真 琥珀の義兄で、珊瑚の夫。法師。翡翠の父だが、息子からは「法師だけど、徳は高くない」と言われている。 奈落との戦いを終えて「風穴」が使えなくなった後も妻子を養うために犬夜叉を伴い妖怪退治を続けていた。しかし、ある時に強い力を持つ妖怪と戦った際に自身の無力さを悟り、神通力を得るために2年以上前から千日行に取り掛かった。 四凶の1体である饕餮に「強い法力の持ち主」として目をつけられられるが、とわとせつな、翡翠と協力して撃退し、千日行を続けるために山に戻った。 せつなとは、半妖の隠れ里が蛾々御前の襲撃を受けた際に知り合い、彼女の妖怪の血を抑える為に封印術を施している。饕餮襲撃の際、護衛としてやってきたせつなと再会し、とわとも初めて顔を会わせる。 珊瑚(さんご) 声 - 桑島法子 翡翠の母で、弥勒の妻。琥珀の姉であり、妖怪退治屋一の手練れと謳われた実力を持つ。 山奥にて弥勒の世話を行うほか、玉兎と共に退治屋の道具を作る工房を営み、時折道具を弟の琥珀に提供している。 りんの出産時には、楓やかごめと共に立ち会っている。 金烏(きんう)・玉兎(ぎょくと) 声 - 胡麻鶴彩(金烏)・上田瞳(玉兎) 弥勒と珊瑚の娘で、翡翠の姉。双子であり、両親や七宝からは2人纏めて「きんぎょ」と呼ばれている。姉の金烏は明るく快活、妹の玉兎は穏やかでおっとりしているといった違いはあるが、弥勒の要領のよさとあくどさをちゃっかり受け継いでおり、末弟の翡翠を振り回すことも。 金烏は弥勒から法力を受け継ぎ尼僧になっている。特に封印の法力に長けており、せつなが暴走した際は再封印を施した。 玉兎は珊瑚と共に退治屋の工房を営んでおり、弥勒の世話や退治屋道具作りを手伝っている。 七宝(しっぽう) 声 - 渡辺久美子 化け狐で犬夜叉達のかつての旅仲間。 本来の容姿は『犬夜叉』本編から変わっていないが、本作では犬夜叉とかごめの行方を捜索しながら、老齢の姿に化けて狐妖術の講義を行っている。階級は「正七位上」のままとなっている。 阿波の八衛門狸(あわのはちえもんだぬき) 声 - 茶風林 化け狸で弥勒の僕。 14年前、麒麟丸に追い詰められたかごめに託され、赤ん坊のもろはを妖狼族の元まで送り届けた。 阿吽(あうん) 殺生丸が従える双頭の竜。森の火事から生き延びたせつなを半妖の隠れ里まで送り届けた。 紫織(しおり) 声 - 水橋かおり 蝙蝠の妖怪・百鬼蝙蝠を父に持つ半妖の女性。母・紫津(しず)は『犬夜叉』での一件の後に病で他界している。 親を殺されるなどして身寄りのない半妖の子供たちを匿う隠れ里を山奥に作り、父から受け継いだ結界を張る力で外敵の侵入から守っている。 「蝕の日(日食)」には人間化してしまい、外見が変化(褐色の肌は白く、紫の瞳は茶色に、銀髪は黒くなる)するだけでなく、妖力を失い結界も張れなくなってしまう。 せつなを含む大勢の半妖たちの親代わりとして慕われているが、彼女たちの成長を願っており、独り立ちできるようになったら外の世界に送り出している。 刀々斎(とうとうさい) 声 - 龍田直樹 鉄砕牙・天生牙を打ち出した老妖怪の刀鍛冶。 せつなの刀「所縁の断ち切り」が生まれるのを察知して現れ、兼光の巴を元に所縁の断ち切りを打ち出した。
※この「その他の協力者」の解説は、「半妖の夜叉姫」の解説の一部です。
「その他の協力者」を含む「半妖の夜叉姫」の記事については、「半妖の夜叉姫」の概要を参照ください。
- その他の協力者のページへのリンク