金烏とは? わかりやすく解説

きん‐う【金×烏】

読み方:きんう

太陽中に3本足の烏(からす)がいるという中国の伝説から》太陽異称。「—玉兎(ぎょくと)」→八咫烏(やたがらす)


金烏

読み方:キンウkin’u)

太陽異称


きんう 【金烏】

中国の伝説で、太陽中に住むという三本足の烏。ために太陽異称を金烏ともいう。日本ではこれを八咫烏ともする。→ 八咫烏

金烏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/05 21:11 UTC 版)

金烏(きんう)は、「日に鳥がいる」という伝承に見られる想像上のカラス中国日本においてこのように呼ばれるほか、陽烏(ようう)、黒烏(こくう)、赤烏(せきう)とも称される。太陽の異名としても古くから用いられており、対となる存在(月にいるとされる)には蟾蜍せんじょ玉兎ぎょくとなどがある。


  1. ^ a b c d e f 森三樹三郎 『中国古代神話』 大安出版 1969年(初版・大雅房、1944年) 90-93頁、179-187頁
  2. ^ a b c d 出石誠彦 『支那神話伝説の研究』 中央公論社 1943年 75-82頁
  3. ^ 陰陽説によるもので、奇数を陽数、偶数を陰数とする。
  4. ^ 『特別展 密教美術』神奈川県立金沢文庫 1991年 81、93頁
  5. ^ 松平乘昌 『図説 宮中 柳営の秘宝』 河出書房新社 2006年 ISBN 4-309-76081-3 8-15頁
  6. ^ 続群書類従』第31輯下「麒麟抄増補」 続群書類従完成会 1926年 211頁
  7. ^ 山本一清 『天文と人生』 警醒社書店 1922年 155-159頁
  8. ^ 萩原秀三郎 『稲と鳥と太陽の道』 大修館書店 1996年 32-55頁 ISBN 4-469-23127-4


「金烏」の続きの解説一覧

金烏(きんう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 17:59 UTC 版)

聖剣使いの禁呪詠唱」の記事における「金烏(きんう)」の解説

金剛通の上級技。通力を体の一点集中して極限防御力を得る。あまりに難しく使いこなす者はほとんどいないが、エドワードやヂーシンなどランクSの白鉄自在に使える

※この「金烏(きんう)」の解説は、「聖剣使いの禁呪詠唱」の解説の一部です。
「金烏(きんう)」を含む「聖剣使いの禁呪詠唱」の記事については、「聖剣使いの禁呪詠唱」の概要を参照ください。


金烏(きんう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 07:04 UTC 版)

八咫烏シリーズ」の記事における「金烏(きんう)」の解説

山内君主にして宗家の長。作中では「すべての八咫烏の長」「すべての八咫烏の父であり、母である」と説明される厳密には「真の金烏」と「金烏代」の二種類分けられる中央山内部に御所構える。在位中の金烏を今上帝主上称する敬称陛下

※この「金烏(きんう)」の解説は、「八咫烏シリーズ」の解説の一部です。
「金烏(きんう)」を含む「八咫烏シリーズ」の記事については、「八咫烏シリーズ」の概要を参照ください。

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金烏

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 03:41 UTC 版)

名詞

(きんう)

  1. 太陽に住むという伝説上の三本足からす
  2. 太陽異称

熟語

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