その他のハーロックとは? わかりやすく解説

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その他のハーロック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 14:31 UTC 版)

ハーロック」の記事における「その他のハーロック」の解説

冒険記』でのキャプテン・キングストン誕生後、後の諸作品においてあるときはドイツ軍軍人、またあるときは少年ブック1968年11月掲載『光速エスパー』では悪役ドクトル・ハーロックと様々な姿で登場しデザイン容姿それぞれに異なっていた。商業誌での初登場作品冬眠惑星』(1968年)では宇宙船オルバース乗員ファントム・ハーロックという名で登場し日本人という設定で顔に傷や眼帯はない。翌1969年の『パイロット262』ではワルター・フォン・ハーロックという名のドイツ空軍大尉登場しMe262乗りという設定でこの作品でも顔に傷や眼帯はなかった。現在の「左頬に刀傷、右目には眼帯」というイメージ定着したのは『ダイバー0』(1975-1976年、少年サンデー増刊号掲載)と、1974年放送テレビアニメ『宇宙戦艦ヤマト』準備稿でのデザインからである。なお、トチロー親友同士という設定は、1972年西部劇漫画『ガンフロンティア』からである。 ヤマト準備稿において、行方不明となった古代守が「ハーロック」を名乗りヤマトサポートするという予定だったが、放送短縮によりこの企画は幻となっている。松本による漫画版では全身黒ずくめ頭からマントかぶって顔を隠し半ばサイボーグ化した人物ハーロックとして登場する。その正体作中では明言されていないが、沖田十三互いに知己であるとおぼしき描写や、古代進は「兄である守ではないか?」と推測している場面がある。松本以外にひおあきらによる漫画版石津嵐による小説版にもハーロック登場している。 ひお版ではアニメ用におこされ眼帯と傷がある本来のハーロックに近いデザイン使用されており、松本零士『宇宙戦艦ヤマト』関連裁判後は、「本作中に登場するキャプテンハーロックは、松本零士著作物『宇宙海賊キャプテンハーロック』からの特別友情出演です」との断り書き巻末ついているハーロック初め宇宙海賊として描かれ『大海賊ハーロック』漫画ゴラクdokuhon 1970年5/13増刊号掲載) では地球敗れて屈辱限り尽くされ復讐燃えるモスランド星系元軍人海賊として登場し地球軍若者佐渡自分後継者として拾い、自船デスシャドウ号愛妻部下達託して自らは討伐艦隊とともに散っている。なお、この時は頬に傷がなく、眼帯は左目。 月刊プリンセス読切作品として掲載され『エメラルダス』では比較的現在に近いデザインだが、同様に左目眼帯である。この作品ではエメラルダス所有の「絶対秘密宝の地図」の片割れ持ち海賊飛行船デス・ハーロック号を駆る空中海賊として登場した。『ワダチ』ではアンドロイドハーロック出ている。『機械化都市』のハーロックサイボーグで、顔に傷はあるが両目健在である。『近眼人類詩集』では、白髪トチローのように度入り丸眼鏡掛けるようになった近眼ハーロック登場。なお、この作品ハーロック自分称は「僕」になっている。 本来のハーロックドイツ系とみられ、原作者松本によればハーロック一族故郷は「ハイリゲンシュタット」であるという。第二次世界大戦・太平洋戦争舞台にした『ザ・コクピット』戦場まんがシリーズ)中の一編『わが青春のアルカディア』に、そっくりなハーロック姓のドイツ空軍パイロット・ファントム・F・ハーロックII登場し愛機メッサーシュミットBf109」に「アルカディア」のパーソナル・ネーム冠していた。その際台場という日本技術士官出会っている。劇場アニメ『わが青春の-』には、2人の「ハーロック」が血縁であると思わせるイメージ挿入されている。 漫画V2パンツァー』には「セルロック・マイバッハ」という容貌性格ハーロックによく似た人物が、相棒の「台場 元」とともに登場する。ただし「セルロック」の頬には傷がなく、隻眼でもない

※この「その他のハーロック」の解説は、「ハーロック」の解説の一部です。
「その他のハーロック」を含む「ハーロック」の記事については、「ハーロック」の概要を参照ください。

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